「二つの司令塔」が破綻

 昨日5日、日本共産党の「党旗びらき」が行われ、志位和夫委員長があいさつしました。

 戦後、日本はアメリカによる支配戦略の変更で、戦後の根深い対米従属の自民党政治がかたちづくられました。

 (中国革命によって、日本をアジアの反共のとりでにすることにしたアメリカは日本の民主化を制限。戦犯に問われていた戦前の政治家や官僚なども釈放し、政官界に復帰させました。象徴的なのが戦前の特高官僚の復帰ではないでしょうか。たとえば戦後始まった民主的な制度である教育委員の公選制を、1950年代に廃止させてしまった時の文部省の事務次官も戦前の特高官僚ですし、「蟹工船」の小林多喜二を虐殺した下手人さえ、戦後、東京・北区の教育委員長になりました。戦前の政治家が復帰して以来、日本の政治は異常な対米従属が続いています。)

 志位委員長はあいさつで、半世紀以上にわたって自民党をいいなりにさせてきた二つの司令塔(財界・大企業とアメリカ覇権主義)の破綻が明らかになり、それにかわる政治…「ルールある経済社会」と「日米安保をなくし、憲法を生かした平和日本」をつくることが求められていると、述べました。

 歴史のなかで小さな事実は歴史にうもれてしまうことがたくさんあります。
 戦前・戦後から今日に続く歴史の中で、どれほど多くの、戦争や貧困による声なき声、叫びや祈りがかき消されたでしょうか。

 しかし、大きなごまかしというのは、歴史は許さない。必ず矛盾が露呈し、誰の目にも明らかになって、克服されていく、乗り越えられていく。
 いよいよ、戦後の日本政治の矛盾が誰の目にもあきらになり、その矛盾を先見的に指摘してきた日本共産党の活動と主張に、国民が注目せざるを得ない時代になっているのではないでしょうか。

 注目をされる私たちも、また、心してかからねばなりません。
 今年を大きな転機の年にするエネルギーが湧いてくる「旗びらき」でした。

 2009年 党旗びらき 志位委員長のあいさつ(動画)
〃全文(しんぶん赤旗より)
小林多喜二を虐殺した特高

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在も原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年から共産党専従、同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年に民主青年同盟葛飾地区委員長、その後、同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年から葛飾地区委員長。
 09年から総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)、14年は39,724票(得票率18.8%)。
 葛飾区高砂6丁目で、妻、四女、猫2匹と暮らす。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター