社会保障の充実こそ

 この間、精神障害者の就労や生活支援をすすめる社会福祉法人や、発達障害の幼児をささえるNPO法人の方と、懇談したり施設を見学させていただいたりした。

 精神障害の人たちが、このような施設を気軽に利用して、くらしや仕事で社会に参加するためのかけがえない力となっていると思う。
 ところが障害者自立支援法は、こうした施設を利用するのにも、本人が利用料の一割の「受益者負担」として支払わなければならない。

 利用者の昼食は、200~300円程度のお弁当であったり、あるいはおにぎり一個だけであたっり、なかにはお昼休みなると、外に散歩にでてしまう人までいるという。ホールには「カップめん一個130円」の張り紙があった。
 まるで、終戦直後の食糧難の時代の学校の風景が、こんな身近なところで再現されているとは。
 障害者にとって、栄養とバランスのある食事がかかせないのだから、せめて行政が補助すべきではないか。

 幼児グループでも、指導員らの遊びのなかで、こどもたちが驚くほど集中力を発揮しており、父母にとっては大きな支えになっていると感じた。
 ところが、施設があまりに狭い。子どもも大人もぶつかりそうになる。希望者がいても入れないという。

 政治は、いったいどこをむいているか。

 人間の発達の可能性を追求し、情熱を傾ける誠実な努力にこそ、政治は応える責任がある。

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プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在も原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年から共産党専従、同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年に民主青年同盟葛飾地区委員長、その後、同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年から葛飾地区委員長。
 09年から総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)、17年は43,138票(得票率19.59%)。
 葛飾区高砂6丁目で、妻、四女、猫1匹と暮らす。

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