原発事故の作業員の報道

 日本のメディアでは、原発事故現場の作業員がたたえられることはほとんどありません。
 唯一脚光をあびるのは、自衛隊です。昨日もNHKの夜のニュース時間枠をとって報道していました。しかし、あのヘリコプターによる海水の投下作戦は、とても危険ですが、どう考えても効果があるとは思えない、無謀で無意味な作戦でした。
 自衛隊員の命を軽んじて、メンツを守るだけの作戦にしがみつく図式は、旧日本軍の大本営と同じではないでしょうか。

 一方、海外のニュースでは、原発事故の現場ではたらく作業員をたたえ(「現代版サムライ」などいうメディアもあります)、あるいは連帯する行動の報道が目をひきます。それらの記事から、その報道をしている国の社会感として、名もない労働者こそが社会の主人公であり、そのことにあたりまえに誇りをもっていることを、感じます。

 しかし、現実の原発事故現場では、作業員の衛生環境が心配されていました。人間として軽んじられているのではないか。
 昨日の参院予算委員会で、その実態が告発されました。

 日本はあまりにも、はたらく者の誇りが奪われ、連帯も分断されてきました。
 それは、今日の原発事故処理にあたる人間像の報道のゆがみにも、現れています。
東電、内部被ばく量測らず作業5月21日(土)「しんぶん赤旗」

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プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在も原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年から共産党専従、同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年に民主青年同盟葛飾地区委員長、その後、同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年から葛飾地区委員長。
 09年から総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)、17年は43,138票(得票率19.59%)。
 葛飾区高砂6丁目で、妻、四女、猫1匹と暮らす。

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