田母神元空幕長

 「わが国は侵略国家というのは濡れ衣だ」などと民間の懸賞論文で主張し国会で参考人招致された。名古屋高裁のイラク派兵違憲判決について「そんなのかんけいねー」と言い放った人物だ。

 海外派兵をはじめた自衛隊が、過去の侵略戦争の美化を隊内で教育・徹底している。
 このことに、多くの日本国民はもとより、アジアや世界の人が危惧するのは当然だ。

 昨年、国民生活を監視していた情報保全隊の活動が明らかになり、防衛省事務次官の軍事商社「山田洋行」からのゴルフ接待などの乱脈ぶりや、基地の水増し工事が国民の大きな怒りをかった。そして、改憲をかかげた安倍政権が参院選で惨敗した。
 今年二月には海上自衛隊の最新鋭イージス艦が房総沖で、漁船に衝突・沈没させ親子の漁師の命を奪った。この驚くべき実態が、海難審判で問われている。自衛隊の海外派兵が始まって以来、隊員の自殺が年間100人を超え、一般職国家公務員の倍以上の率で発生している。

 こうした自衛隊を作ってきた歴代政権の責任は重大であり、「行き詰まった自民党政治」の深刻なあらわれがここにもある。

 世界では、平和の共同体づくりが大きな流になり、国内世論も、憲法はかえるべきでないの声が多数になっている。アメリカ大統領選挙でさえ、イラクからの撤退を掲げたオバマ氏が大勝した。

 アメリカいいなりの海外派兵国家づくりをやめさせ、憲法に立脚した外交への転換が不可欠だ。

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プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在も原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年から共産党専従、同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年に民主青年同盟葛飾地区委員長、その後、同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年から葛飾地区委員長。
 09年から総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)、14年は39,724票(得票率18.8%)。
 葛飾区高砂6丁目で、妻、四女、猫2匹と暮らす。

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