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「秩父事件再発見」。区立図書館の蔵書に!

 昨年夏に発行された、ツルシカズヒコさんによる「秩父事件再発見」。
 このたび、めでたく葛飾区立図書館の蔵書の一冊となりました。


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 「寄贈しなければならないかなぁ」と思っておりました。
 ちなみに、昨年末に増補版を上梓した「古川苞ーその不屈の生涯」は、国民救援会が寄贈したはずですが、まだ検索にはかかりません。

 私のつたないコメントも紹介されているこの本を、区民のみなさん誰もが気軽に読んでいただけるようになったことを、図書館のヘビーユーザーの私としては大変嬉しく思います。

45年ぶりの級友との再会

 今年還暦を迎えた、45年前に中学校を卒業した級友たちが、「新年の懇親会」を、通学した中学校に近い宴会場で開いてくれました。「懇親会」としたのは、連絡が取れない人も多く「同級会」とは銘打てないとのことだそうでした。
 ご苦労をされた地元に住む幹事のみなさんには、感謝の言葉もありません。

 高校進学が違う人とは、途中の同級会があったとはいえ45年ぶりの再会。
 「誰だ、あいつは」などと言いながら、よく見れば昔の面影がよみがえります。中には、卒業アルバムで確認する人も。
 あっという間に、会場のあちこちで車座ができては移り、思い出ばなしはつきず、腹の皮がよじれるほど笑いました。

 バレーボール部だった人が「今でもママさんバレーやってます」と、元気だったり、 一緒に中学駅伝を走った人に「今も走ることある?」と聞いたら、つい先日、地域のマラソン大会の10キロに出場したとのことで、こちらまで嬉しくなりました。

 一方、高校でも野球部をやった人は、大学に入ったら暴力がひどく、正座している一年生を上級生が殴ったそうです。「ひどかったー」と述懐していました。
 陸上部で生き生きと走っているものとばかり思っていた人が、実は、「もう嫌でやめるといったら、先生に殴られた。部活を休むとOGが自宅まで来て私を拉致した」「だから怖くて走っていた」。…あまりのことに胸の塞がる思いでした。
 「数年前に女子柔道の5輪選手たちがコーチの暴力を告発し、去年はスポーツ界の不祥事がいろいろ明るみにでて、声を上げる人が増えてきたよね」などと話しましたが、この国にはびこる暴力体質は一刻も早く一掃しなければなりません。

 なかには「ブログ見てるよ、でもちっとも更新しないね」とも。

 人生60年生きれば、いろいろあります。互いの家族のことを話しながらも、「でも孫ばなしと病気ばなしは遠慮したほうがいいかもね」などとも。
 次に会えるのが何年後になるかはわかりませんが、同級生たちがこの空の下のどこかで、それぞれ人生を全うしようとしていることに、温かい思いになった一日でした。 

 
 
 
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在、原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年、共産党専従に。同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年、民主青年同盟葛飾地区委員長。同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年より葛飾地区委員長。
 09年に総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)以来21年総選挙まで連続5度挑戦。
 葛飾区高砂6丁目に、妻・猫2匹と暮らす。

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