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野党共闘と市民との共同こそが大きな財産

 都知事選挙が終わりました。
 この選挙で、この東京17区でも野党の共同が発展しました。
 19日には確認団体の宣伝カーで、21日には鳥越候補の候補者カーで、はじめてみんなでJRの駅頭で宣伝しました。

 とくに19日の小岩駅南口や21日の金町駅南口では、それぞれ民進党・共産党の国会議員、あるい17区の両党の小選挙区予定候補をはじめ、さまざまな会派の都議・区議・市民のかたなど、10数人がマイクをまわして鳥越支持を訴えました。
 参議院選挙での共産党の宣伝をはるかに上回る通行人のみなさんの注目を受け、本当にたくさんの方がビラを受け取ってくれました。

 昨年の今頃には、「野党共闘」は影も形もありませんでした。
 9月19日、戦争法強行のその日に発した、党の「国民連合政府」の呼びかけにはじまり、10月の宮城県議選での党の躍進や「お餅を食べて」ますます広がる国民の「立憲主義を取り戻せ」の声におされた4野党の党首による共同声明。
 さらに4月の北海道5区補選での大激戦をへて、参院選1人区の統一候補の擁立。ときを同じくして勃発した舛添問題での、都民・国民の轟轟たる批難による知事の辞職。そして安倍総理が応援した1人区で総理にとっては「1勝10敗」の惨敗…。
 まさに、この一年間は、官邸の思惑をはるかにこえる国民の世論とそれに押された政治の動きではなかったでしょうか。それは総理のダブル選挙のシナリオも、知事のリオ後までの居座りのシナリオも、木っ端みじんに吹き飛ばす威力でした。
 参院選での党の躍進も知事選での鳥越候補の得票も、必ずしも願っていたものには届きませんでした。しかし、それは支配勢力の総力をあげた卑劣な攻撃のなかで、堂々と戦い抜いて勝ち取られたものです。

 このたたかいで得た財産は、今後いっそう発展する必然性をもっていると思います。
 さらなる確信を胸に前進したいと思います。
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在、原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年、共産党専従に。同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年、民主青年同盟葛飾地区委員長。同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年より葛飾地区委員長。
 09年に総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)以来21年総選挙まで連続5度挑戦。
 葛飾区高砂6丁目に、妻・猫2匹と暮らす。

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