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椋神社例大祭=龍勢祭

 私の故郷、埼玉県秩父市吉田の椋神社のお祭。
 結婚以来30年たつのに、妻が見たことがないというので、行って来ました。
 「トザイトーザイ(東西東西)、ここに掛け置く龍の次第は……これを椋神社にご奉納」と、各流派がマイクで口上を述べると、秋空に轟音を響かせ「農民ロケット」がうちあがります。

 今年は、15分間隔で30発、打ち上げられました。

 私が子どもの頃は龍勢はありません。故郷を離れてから復活しました。
 当時、お祭といえばお神楽はつきもので、どの神社のお祭でも見られました。
 そして、境内にはさまざまで出店。
 なかには「双頭の蛇」を見せると言って観客を集め、魔法の薬を塗れば針をさしても痛くないと実演しながら薬をうりさばき、結局「双頭の蛇」は最後までは見せないという、怪しげなお兄さんもいました。たぶん売っていたのはワセリンだと思いますけど。

 龍勢が復活し、当時よりもはるかに大きなお祭に。境内は出店で一杯です。

 龍勢を、私も十数年ぶりに見物しましたが、ずいぶん成功率があがったように思いました。
 上空約300メートルまで上り、見事に落下傘を開いて、唐傘を舞わせたりしながら、ゆっくりと降りてきます。
 このところの好天も、火薬の管理に幸いしたようです。

 しかし中には、発射台で爆発してしまうのも…。

 「勉強しなおして、また来年がんばります!」。殊勝なあいさつに拍手。

 高校時代の友人にも会え、楽しい秋の一日でした。

上弦の月

 青年たちの会議に参加した帰り道、西の空に輝く上弦の月が、中川の波静かな水面に写っていました。

 今月の被災地支援ボランティアは9から11日。これまでに寄せられた冬物の支援物資を一気に届けます。
 山々の初冠雪のニュースも届いています。ひきつづき支援への温かいご協力をお願いします。

 政府は、1mSv/y以下めざし福島県以外の除染にも責任を果たす、と表明しました。
 葛飾も該当します。
 ご一緒に、原発の放射能から子どもらを守るために声をあげましょう。

 それにしても、女川原発も東海原発も、外部電源が失われたり、非常用ディーゼル発電機が浸水したり、危機一髪の状況だったことが明らかになっています。関係者は、その恐るべき事態を十分認識しているはずです。

 アメリカ政府は、福島原発事故の時、原発から50マイル(約80キロ)以内への米国人の立ち入りを禁止しました。
 しかし想定されている三浦半島を震源とする地震の真上にある「横須賀原発」(米空母GWのこと)の80キロ圏内には、3000万人が暮しています。
 こんなところに原発が存在することは認められません。

 この原発は、他の原発とちがって物理的には移動が簡単です。必要なのは政治の決断だけ。
 政府は、日米同盟への賛否を超えて、ただちに撤去を求めるべきです。
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在、原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年、共産党専従に。同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年、民主青年同盟葛飾地区委員長。同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年より葛飾地区委員長。
 09年に総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)以来21年総選挙まで連続5度挑戦。
 葛飾区高砂6丁目に、妻・猫2匹と暮らす。

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