震災救援・復興、第一次支援ボランティア隊

 石巻市日和山公園から見た、被災地。
 参加者一同で黙祷してから、説明を受けました。この一帯に約3000世帯あったそうです。

 港の岩壁には巨大な漁船。なんとか海にもどして使えるようにするそうです。

 日本共産党東部地区委員会の仮事務所が救援センターです。
 この地域も水没しました。
 最終日に私たちは事務所のご近所を訪問してご要望の聴き取りをしましたが、この地域は2メートル近い水が五日間引かなかったそうです。
 避難されている方も多いので、今、住んでいる人口は三分の一になったとのこと。

 葛飾から参加した11人の仕事は、初日は支援物資の仕分け、2日目は民家の泥だし。
 普段使っていない筋肉を酷使ししたので堪えましたが、喜んでもらえるので力が湧きます。
 また、現地ではこれからの季節にむけて、夏用を衣類や下着の要望が切実でした。
 早速、第二次支援隊の派遣も含めを具体化したいと思います。

 最終日の作業を終え、帰路、女川町をまわってみました。

 …合掌。

原発事故の作業員の報道

 日本のメディアでは、原発事故現場の作業員がたたえられることはほとんどありません。
 唯一脚光をあびるのは、自衛隊です。昨日もNHKの夜のニュース時間枠をとって報道していました。しかし、あのヘリコプターによる海水の投下作戦は、とても危険ですが、どう考えても効果があるとは思えない、無謀で無意味な作戦でした。
 自衛隊員の命を軽んじて、メンツを守るだけの作戦にしがみつく図式は、旧日本軍の大本営と同じではないでしょうか。

 一方、海外のニュースでは、原発事故の現場ではたらく作業員をたたえ(「現代版サムライ」などいうメディアもあります)、あるいは連帯する行動の報道が目をひきます。それらの記事から、その報道をしている国の社会感として、名もない労働者こそが社会の主人公であり、そのことにあたりまえに誇りをもっていることを、感じます。

 しかし、現実の原発事故現場では、作業員の衛生環境が心配されていました。人間として軽んじられているのではないか。
 昨日の参院予算委員会で、その実態が告発されました。

 日本はあまりにも、はたらく者の誇りが奪われ、連帯も分断されてきました。
 それは、今日の原発事故処理にあたる人間像の報道のゆがみにも、現れています。
東電、内部被ばく量測らず作業5月21日(土)「しんぶん赤旗」

無責任な観念論者たち

 「原発事故は神の仕業」 与謝野馨氏
 「津波は天罰」     石原慎太郎氏

 …かって元総理大臣が「日本は天皇を中心にした神の国」と言って、辞任に追い込まれた。
 与謝野氏の言う「神」が元総理の言った「神」と同義ならば、「原発事故の責任を天皇にある」と言うつもりなのか?
 なんだか支離滅裂です。
 それにしてもなんと無責任な、日本の政治の中枢にいる観念論者なのでしょうか。

 この間、日本の唯物論者たちは、原発の危険性について繰り返し追及し、地震・津波による全電源喪失の事態にそなえよと、警告を発してきました。
 (今朝の毎日新聞の岩見隆夫氏のコラムでも、その一端が紹介されています)
 そして今、「原発ゼロへの道筋をしめせ」と、政府に「自然エネルギーへ転換」を求めています。

 風力エネルギーの資源量は、現在の地球全体で人類が消費しているエネルギー総量の5倍。
 太陽熱エネルギーにいたっては、1万倍だそうです。

 そのほんのわずか一部を活用することができるなら、原子力依存からの撤退と地球温暖化対策が可能です。
 政治の決断が求められています。
 「今日の時代を生きる者の、今はモノいえぬ将来の世代に対する責任」です。

第一次支援隊

 いっせい地方選挙と少し時期がずれた足立区長・区議会議員選挙が終わりました。

 吉田万三区長候補と、7期目に挑戦する伊藤和彦区議候補。私も投票日まで応援に行きました。

 東京の一連の選挙が終了し、党葛飾地区委員会としてもやっと本格的に震災救援・復興そのものを支援する活動がスタートします。
 まず、第一次支援ボランティアを今月25日から3日間だけですが、派遣します。
 (全党をあげた支援体勢の具体化として、東京は宮城県のなかの4つの自治体を担当します。)

 ボランティア募集などの現時点での支援活動を具体化し、協力を呼びかけるビラをつくったり、現地に今週から入っている都委員会のメンバーと連絡をとりながら、支援活動の実施要綱や参加者へお知らせをつくったりしています。
 この第一次派遣には、私も参加する予定です。

メーデー

 第82回メーデーの中央集会に参加しました。

 震災から50日が経過しました。
 私たちが選挙中もとりくんだ救援街頭募金は全国で6億円にのぼり、直接被災地の自治体に届けられています。これからも救援と復興に、被災地とこころ一つに取り組んでゆきたいと思います。

 いっせい地方選挙が終わり、救援ボランティアの活動に本格的にとりくむことができそうです。
 メーデーでも、被災した自治体の労働者があいさつをし、医療チームを派遣した民医連の報告もありました。

 今回は、被災地が広範なため、ボランティアが交通手段も食事も宿泊地もすべて自己完結型で取り組む必要があります。また、長期にわたる支援が効果的に継続されるためのシステムの構築も求められるのではないでしょうか。
 
 政治が、利益至上の財界の下請の役割をするのか、一人ひとりが人間らしく生きることのできる社会をつくる本来の仕事をするのか。震災や原発事故で、いっそう問題があらわになっています。

 メーデー会場でいろいろ発言を聞き、あらためて考えさせられたで次第です。 
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在も原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年から共産党専従、同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年に民主青年同盟葛飾地区委員長、その後、同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年から葛飾地区委員長。
 09年から総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)、17年は43,138票(得票率19.59%)。
 葛飾区高砂6丁目で、妻、四女、猫1匹と暮らす。

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