区政報告会

 葛飾区議会の第三回定例会が終わり、区政報告会が日本共産党葛飾区議団の主催で開催されました。

 区政報告がメインなのですが、集会の看板は「葛飾の地域と国政、都政、区政」という題になっていて、その時々の情勢にあわせて、お話する内容に融通がきくようになっています。
 今回は、私もお話をさせていただきました。

 区政報告の内容は、ぜひ、党葛飾区議団のホームページをご覧になって下さい。

 民主党の自民党化が、どんどんすすんでいます。
 雇用対策や社会保障、沖縄の米軍基地に加え、とうとう政治のカネの問題で、岡田幹事長が企業献金の解禁を言い出し、日本経団連会長が歓迎を表明しています。
 事業仕分けでテレビをにぎわせている閣僚が、実は余れば返納すべき政党助成金を一人で1000万円も返さずにいる始末です。

 日本共産党の建設的な提案は、尖閣諸島の領有の国際法的歴史的な道理の主張の問題でも、最低賃金の引き上げと、そのために中小企業対策予算を国際的な水準に引き上げる提案でも、大きな共感を得ています。

 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)も大きな問題です。関税を0%にしたら日本の食糧自給率は現在の40%から12%まで落ち、文字どおり日本農業の崩壊となります。
 WTO(国際貿易機関)も同じ性質があるのですが、世界を大きな一つの市場にし、多国籍企業が利益をあげるための弱肉強食の世界にする。
 世界は、安い生産力の競争、限りない低賃金競争と格差の拡大となります。

 今、日本で問題になっている、産業の空洞化、中小企業に仕事がまわらない、あるいは青年の就職難や、低賃金非正規雇用の広がりなどの深刻な事態のおおもとに、こうした新自由主義のグローバリズムがあります。

 巨大に発達した生産力を、どうコントロールするのか。

 金融危機で「資本主義の行き詰まり」が誰の目にも明らかになり、マルクスの「資本論」があらためて注目されました。
 問題は、経済対策だけではありません。
 地球温暖化でも、今、名古屋で議論されている生物の多様性の維持の問題でも、巨大資本の利益追求の仕組みを、人類の、バランスのとれた持続可能な発展や、地球生物との共存を可能にする仕組みに転化することができるか。

 この挑戦が、21世紀の人類に試されていると言えます。

 と、言うようなことお話しました。

 加えて、先日参議院会館で田村智子さんと懇談した際に、お話した交通事故対策の問題をのべて、私からのごあいさつとしました。

参議院議員会館を訪問。

 今年リニューアルされた参議院議員会館。
 1階のロビーで待ち合わせをしたのですが、一緒に参加した学童保育指導員の青年が、思わずといった感じで「こんな広いところで子どもたちを遊ばせたいなぁ、すぐどろけいが始まるだろうなぁ」

 908号室が田村智子議員の事務所です。
 5階建てから12階だてになった分、一人ひとりの部屋も広くなりました。
 この執務室も会議室との仕切りをとりのぞくとイスと机も出して、20人くらいは入れるスペースができます。
 「どんどん、請願活動などの打ち合わせ場所に使って下さい」とのこと。
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 選挙後はじめての懇談ということで、医療や介護、保育、交通問題、文化・芸術活動への支援など、幅広く意見を交換しました。

 12階まで上ってみると、左側が国会図書館、その先に旧江戸城の緑が見えました。

編笠山と権現岳

 一ヶ月ぶりの山行。
 いつものように仕事を終えてジムニーで出発。
 事前のリサーチで「登山口の観音平にはトイレがない」のと、道の駅「小淵沢」が数キロ程度の近さのため、今回の車中泊は道の駅ときめていたのですが。
 行ってみると立派すぎて駐車している車も交通量も思っていたより多く、やはり登山口まで移動。

 観音平の広い駐車場には、5台のみ。
 やはり単独・夜行日帰りの山旅の夜は、登山口まで行って静かな暗闇のなかで過ごすのに限ります。
 朝になって気づいたのですが、簡易トイレも設置されてありました。
 
 三時間ほどで山頂へ。
 展望を期待したのですが、ガスが切れません。

 編笠山と権現岳の鞍部に「青年小屋」という名の小屋があり、その前の道標には「編笠岳」とあったような。(それとも権現「山」だったでしょうか?ちなみに国土地理院の地形図では「編笠山」です。「あみがさやま」なのか「あみがさだけ」なのか、あるいは「あみがささん」なのか。普段口にしていない固有名詞はとまどうものです。

 権現岳山頂の社と岩峰。狭い山頂は○○軍団に占領されていたので、山頂直下のここで休憩。

 三頭山を経由して下山したのですが、三頭山頂に分岐まで「10分」の標示がありましたけど、実際にはほんの2・3分。「あれっ?こんなすぐに分岐が現れた」。
 しかも、その道標には「甲斐小泉駅」(だったかな?)の上に「観音平」と書いた小さなステッカーが貼ってありました。ところが八ヶ岳横断歩道との交差する四辻の標示では「甲斐小泉駅」はなくなっていました。途中の標示もふくめなにか行き先が統一されてない感じで、「???」。釈然としません。 
 一本道なので迷うことはないのですが、いらない不安をなくすために、標示はわかりやすくしてほしいと思います。

民商まつり

 午前の保育の学習会の後は、お花茶屋の公園へ。 
 天気が心配でしたが、汗ばむような陽気の下、第4回の葛飾民商まつりが開催されました。
 会場のお店で、焼そばやフランクフルトをかってお昼ご飯にしました。

 ステージも多彩です。
 地域の太鼓のサークルのみなさんによる演奏。

 沖縄民謡のライブを毎週やっているお店のみなさんが、ステージでその様子を披露してくれました。

 こちらはエイサーの衣装。出番をまっているのでしょうか。


 民商のみなさんによる、消費税増税反対の寸劇もありました。

 消費税法では、事業者に対して消費税を集める金額も、集めなかったことに対する罰金も課せられていません。
 消費税を価格にうわのせするかどうかは、法律上、個々の事業者まかせになっています。
 大企業は転嫁できても、中小業者はそうはいきません。ですから、税務署におさめる消費税のうち転嫁できなかった分は、自腹です。
 「消費税を払うために商売しているようなもの」という声がでてくるのは当然です。

 消費者のみなさんは「中小業者は消費税をあずかっているのだから、納めるのはあたりまえ」と思っているかもしれませんが、それは誤解です。

 その上、従業員に払う給料は、消費税の仕入れ税額控除の対象にならないけど、請負なら対象です。消費税を節税するために、大企業などは、ますます非正規雇用を増やすことになります。

 輸出品も、消費税の控除の対象です。自動車や電気などの大企業上位10社の消費税の輸出戻し税の合計は、年間なんと1兆1450億!

 消費税は大企業にとっては、一円も負担せず、控除で得することさえ可能。財界が消費税増税を言うのは当然です。
 負担するのは、消費者と中小業業者。しかし、ここが落ち込めば経済をだめにすることは経験済み。消費税増税は結果として、財政までダメにします。
 消費税増税反対!!!

 そんな切実な思いのあふれた寸劇でした。

 
 この日、今年初めて金木犀の匂いに気づきました。

「公的保育を守る会」の学習会

 菅総理が所信表明演説で、来年の通常国会に保育制度改革の法案の提出をするといいました。
 「一にも雇用、二にも雇用…」と代表選挙で言っていた総理です。「それなら、安心して子どもを預けられる保育園をたくさん増やしてほしい」というのが、みなさんの願いだと思いますが…。

 これが、とんでない内容ですよ。
 と、いう学習会でした。
 講師は、全国保育団体連絡会の実方伸子さん。

 今、全国各地でこの「子ども・子育て新システムの基本制度」が実施されたら、どんなことになってしまうのか、という運動が広がっています。学習会の冒頭にも、寸劇でその内容を紹介しました。

 「福岡市保育協会のHPで、分かりやすい動画がアップされてますよ」とのことです。
 ぜひ、ご覧になってみて下さい。 

 それにしても、国が決めている保育園の最低基準は、終戦直後の1948年に決めたままの、たとえば「5歳児の職員は子ども30人に一人」。
 小学生だって30人学級の時代、フランスでは5人に一人だそうです。
 施設の面積基準は、2歳児以上は一人1.98㎡。遊ぶのも食べるのも寝るのも、同じ部屋。これもヨーロッパなどでは、プレイルームと食堂と寝室は別だそうです。

 「新システム」では、こうした基準だけでなく、保育の公的責任を定めた児童福祉法第24条そのもの放棄し、民間企業が参入できるようにして「ビジネスチャンス」を増やすのだそうです。
 こどもを守る「規制」を、利潤追求のために「緩和」する。

 しかし、儲けるためには、料金をたくさんとるかコストを下げるか、いずれにしろ効率の追求するしかありません。
 そうなれば、低賃金の保育士さんが日替わり、時間替わりで保育する、食事まで削る。すでに、そうした例が各地で生まれています。

 そして儲からなければ撤退。子どもを預けられる保育園を捜すのは、親の自己責任。

 こんな制度を作らせるわけにはいきません。と、あらためて感じた学習会でした。

  
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在も原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年から共産党専従、同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年に民主青年同盟葛飾地区委員長、その後、同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年から葛飾地区委員長。
 09年から総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)、14年は39,724票(得票率18.8%)。
 葛飾区高砂6丁目で、妻、四女、猫2匹と暮らす。

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