選挙戦も中盤

 今日は、山下芳生(よしき)参院議員が区内でお話しました。
 写真は、葛飾区役所前。

 昨年の総選挙の際、私にインタビューした大手新聞の記者が「共産党さんの言うように、ヨーロッパのような高等教育無償化の制度が実現したら、僕は人生観が変りますね」と言いました。
 どういうことか訊ねると「僕も子どもがいるけど、とてもじゃないけど財産なんて残して上げられない、だからせめて教育だけは人並みに受けさせてあげたい。そう思って蓄えをつくっているけど、もし無償ということになれば、人生をもっと自分自身のことでも楽しめますよね」と、言っていました。

 「そうだよなー。今でこそ、趣味は山歩き、なんていっているけど、子育てまっさかりの最中には、そんなことすら楽しむ経済的な余裕はなかったものなー。」
 と、自分自身の若かりし日々をふりかえり、彼の言うことに納得した次第です。

 でも考えてみれば、子育て世代に限った話しではありません。
 結婚にそなえ、出産にそなえ、就学にそなえ、そして、万が一の場合にそなえ、やがて迎える老後に備え…。それどころか、失業にそなえ、倒産にそなえ…。

 「受益者負担」「応益負担」「自己責任」と言って行われた社会保障の削減や雇用のルール破壊は、日本を、とほうもない将来不安の社会にしてしまいました。
 この流れを変える政治の転換と、雇用や中小企業、農業を守るルールのある経済社会の確立こそは、一人ひとりが輝く人生を送ることと、日本経済の健全な成長が両立する、展望ある未来を拓く道です。

民間パトロール隊、出発

 長いこと休眠状態にあった国民救援会葛飾支部が、葛飾ビラ配布弾圧事件でのたたかいを経てあらためて再開総会をひらき、民主主義を守るたたかいの態勢を強化しました。
 総会では、野島英夫前日本共産党区議(写真右)を支部長に、「ビラ配布の自由を守る会」の中心メンバーの一人だった小松伸也さんを事務局長に選出。そして本日は初仕事ということで、民間パトロールに出発しました。

 昨日は宣伝カーでJR金町駅南口、JR亀有駅南口、JR新小岩駅北口でお話をしました。
 焦点はなんといっても消費税増税を許すのか、そして沖縄への基地の押し付けを認めるのかです。キッパリNOの審判を下しましょう。

 日本経団連の要求どおり、各党が法人税を減税すると言っています。現行の40%を20%台まで。消費税の増税分はほとんど大企業減税で消えます。やはり、財政再建にも社会保障にもまわすつもりはないのです。
 そもそも、日本の大企業の負担は、社会保障費も含めるとドイツの8割、フランスの7割です。さらに研究開発減税は最大20%差し引かれるなどの政策減税のため、上位大企業100社の平均は33%。日本経団連初代会長を出したトヨタ自動車は30%、二代目のキャノンは34%、現在の会長の住友化学に至っては16%です。
 それなのにさらに減税とは!

 消費税ほど経済もくらしも破壊する税金はありません。橋本内閣の時に3から5%に増税し、せっかく上向きかけた景気が大きく冷え込みました。しかも、その翌年から年間3万人以上の自殺が12年も続いている、その上今日の経済危機です。こんな時に消費税を5%も上げたらどうなってしまうのか。

 断固、NO!です。

参院選公示前夜

 いよいよ公示です。
 昨夜は、二つの集いに参加しました。一つは、「後期医療廃止、安心の医療を求める6・23区民集会」。
 橋本のぶよさんのミニミニコンサートもありました。

 私は、もう一つの集い、「日本共産党に何でも聞こう会」で青年とお話するために途中で退席しましたが、集会の後のデモ行進では「消費税増税ハンターイ!」と叫ぶと、道行く人たちからも「ハンターイ」の声があがり、隊列も膨らんだそうです。

「他党も企業団体献金を禁止するというけど、なんですぐにやめないんですか。」
「介護職場で働いているけど、低賃金と人手不足でたいへんです。」
「学費や就活について、どう考えますか。」
「日本の将来のビジョンが見えないけど。」
「マスコミの政治の報道は、政策の中身でなくワイドショーみたいな角度からしか報道してないように感じるけど。」
「まわりの人は『消費税があがるの止められないよ』と言っている。」
 …etc.
 青年との対話で、いろいろな質問が出されました。

 青年たちの切実な願いを実現する方向がどこにあるのか、その方向に歩んだ先にはどんな展望が開けていくのか。一つひとつ答えながら、楽しく語りました。

 「新しい歴史を開くその出発」の選挙となるよう、ともに学びたたかって行こうと話し合いました。

 

「消費税増税、とんでもない!」

 公示を五日後に控えた土曜日の夜、柴又支部主催の日本共産党演説会が開催され、54名の方が参加。私もお話しました。
 いよいよ、争点は鮮明です。

 菅総理がマニュフェスト発表の際、「10%」増税と述べました。

 だいたい、小沢前幹事長にしろ鳩山前総理にしろ、疑惑になんら答えていません。そのうえ新閣僚の「事務所費」問題です。この解明なしには、増税どころか、納税を言う資格すら問われるのでないでしょうか。
 政治資金で、少女漫画やキャミソールを買ったひとが「国家戦略大臣」だというのですから…。

 大企業の国際競争力だけ「強い経済」政策が、今日の日本経済の行き詰まりをまねいたことが目の前の現実です。
 国民の懐を暖める「健全な経済」こそ必要です。
 そのために、財界・大企業にきちんと社会的責任を求めることなしに、打開の道は開けません。

 日本共産党も参院選挙の政策集を発表しました。
 この内容を、すべての国民のみなさんに届けるために頑張ります。
日本共産党の参議院選挙政策

川田直さんの過労死裁判を支援する葛飾の会

 その会社は、入社したばかりのコンピュータープログラムの経験のない川田直さんに、銀行のプログラムの開発という過重な負担をおわせました。職場の支援体制もないなかで、うつ病を発症、症状が悪化し退職届けを提出。しかしそれでも出勤をもとめられ、その年の9月、団地から飛び降り死亡しました。享年24歳。
 今から、14年前。1996年です。

 労災認定を支援する葛飾の会の総会が開かれました。
 お話をしているのが、直さんの母親、原告の川田キヨ子さんです。左側は会代表の三上満さん。

 人間らしい働くルールが壊される。
 規制緩和、成果主義賃金、低賃金非正規雇用…。川田直さんも、そんな時代が加速する中での犠牲者の一人です。
 以来、毎年自殺者が3万人を上まわる事態が12年続いています。

 今年も就職戦線は深刻です。
 青年が就職できない。その一方、就職できたら、今度は過労死するような働かさ方をさせる。
 青年がこれほど粗末に扱われる社会に未来はありません。働く人や中小企業を守るルールのある経済社会をつくることはもうまったなしの課題です。菅総理の発言には、そうした危機感も、決意も感じることはできません。

 川田さんの労災認定を勝ち取ることは、こんな無法な働かせ方を許されない社会をつくる、その大きなたたかいの一つです。支援の和をひろげ、労災を認定させ、大きな流れをつくる。そのためにも、大企業にものを言う政党の大きな前進を。
 頑張りたいと思います。
過労自殺事件にあなたのご支援を!

東京土建のみなさんの住宅デー

 昨年は土砂降りのなかでしたが、今年の住宅デーは快晴です。
 葛飾区内では33ヶ所で、住宅相談や包丁研ぎ、バザーなどを、児童公園や工場・駐車場などで開催。労働組合がそれぞれの持ち味を生かして地域の人たちに両手をひろげて共同の和をひろげる。社会的な連帯をひろげるこうした活動が、地域社会のコミュニティを築くのだと思います。世の中の労働組合がみんなこういう立場で活動したら、どれだけ日本の社会は変るでしょうか。
 そんな「お疲れ様です」の思いも込めて、わたしたちは党区議団や和泉なおみ都政対策委員長と分担して会場を歩きました。わたしも昆布や花を買いました。
 写真は奥戸分会の会場・天祖神社です。
 やきそばとカキ氷をいただきした
住宅デー 1のコピー
 民主党は菅氏が代表に選出されました。いうまでもなく鳩山政権の副総理です。
 しかし記者会見を聞く限り、公約を破りつづけていることへ反省は聞かれません。

 今日の住宅デーでも年配の方から「私たちは戦争で沖縄がどんな目にあったか知っている。あれから60年以上たつのに基地をおくなんてとんでもない」と言われました。
 金町地域で開かれた対話演説会でも「くらしをどう守るのか」。国民は政治に厳しい目を注ぎ続けています。

 この声に応える真剣な反省がなければ「表紙をかえただけ」「包み紙をかえただけ」と言われてしまうでしょう。

鳩山首相、辞任。

 6月とは思えない、好天が続きます。帰り道の中川の土手から西北西の方角、明るい建物の上の方に宵の明星が…。 ケイタイのカメラなのでかすかにしか見えませんが、マイナス4等。とても明るく輝いています。
 5月21日に旅立った「あかつき」は、あの星めざし、今どのあたりを飛んでいるのでしょうか。

 「国民のみなさんが、聞く耳をもたなくなってしまった」

 思わず耳を疑いました。
 国民が聞くに値する言葉を語ってたから聞いていたのであって、勝手に語る言葉を違えたのは、鳩山政権のほうです。いったい何を勘違いしているのでしょう。

 政治に求められているのは、国民の声を聞く力であり、その声に応えて「アメリカにも財界にもモノを言う力」です。
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在も原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年から共産党専従、同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年に民主青年同盟葛飾地区委員長、その後、同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年から葛飾地区委員長。
 09年から総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)、14年は39,724票(得票率18.8%)。
 葛飾区高砂6丁目で、妻、四女、猫2匹と暮らす。

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