区政報告会

 葛飾区議会の第一回定例会が終わるにあたり、日本共産党区議団による区政報告会が開催されました。
 初めて予算議会での論戦の感想を、折笠議員が発言。中村しんご団幹事長が報告を行いました。

 高齢者福祉の予算も、就学援助も23区で最低なのに、国保も後期高齢者医療の負担も重くなる。その一方で立石再開発で新庁舎を入れる。三菱製紙工場跡地に進出する理科大の敷地への8億円の盛土・・・。くらしよりも大型開発の旧青木区政が新青木区政に忠実に引き継がれています。
 一方、新婦人のみなさんの交渉でヒブ・肺炎球菌ワクチンの助成が予算化されました。国保や保育水準をおとさない運動など、区民のたたかいに連帯して実現のために奮闘した様子が報告されました。

 それにしても、区政でも民主党が与党宣言しましたが、都政でも築地市場移転の予算に賛成してしまいました。国政にも負けず劣らずの公約違反の裏切りぶりです。

 去年の一連の選挙の際、「自民党政権をたおすために、民主党と協力すべき。なぜ一緒にやらないのか」という質問を受けたこともありました。「議会の中では可能な共同はこれまでもやってきた。しかし大元の考え方が違う」と応えました。そして選挙後は「『建設的な野党』としていいものには、積極的に共同する」と表明。くらしを守るために、そういう場面が一つでも多く広がることを大いに期待したのですが…。
 ところが、後期高齢者医療や築地市場など、もっとも中心的な政策で、こうも態度が変わるとは!。

 それぞれの政党が、どんな役割を果たしているのか。動き始めた政治をどうすれば前にすすめることができるのか、それがいっそう鮮やかになった報告会でした。
 

葛飾区後援会総会

 年に一度開催している葛飾区日本共産党後援会の23回目の総会がありました。
 記念講演は、松本善明さん。

 いうまでもなく、元日本共産党国会議員団国会対策委員長。旧衆院東京四区選出。
 いまでは、「いわさきちひろのご主人」と紹介されることの方が多くなったとのこと。
 井上ひさしさん曰く、「いわさきひろは、500年たってもダビンチやピカソとおなじように名を残す」
 後のスクリーンに映し出されているのは、ベトナム戦争を描いた『戦火のなかのこどもたち』です。ちひろの描いたなかで唯一のきびしい表情の母親。
 私が善明さんのお話を直接聞くのは、若い頃、新宿東口の街頭演説以来です。
 善明さんと、あのキング牧師とは、年齢は二歳ちがいですが、弁護士になったのは同じ年なのだそうです。人種差別の凶弾に倒れたキング牧師の弟子が今では大統領になっている。それほどアメリカ社会も変わっていると。
 今、世界と日本がどんな位置にあるのか、歴史の発展方向をしっかりつかんで活動することの大切さをあらためて、学ぶことができました。
 
 私はこの総会で、4月7日の演説会成功への協力をよびかけるとともに、区内のさまざまな団体をご案内に訪問した際の様子などを発言しました。

 一昨日の朝は、前夜の雨が山では雪。
 秩父の里山も雪化粧をしていました。

後期高齢者医療制度はすぐに廃止を!

 鳩山政権の後期高齢者医療制度廃止の先送りにはガマンならんと言うことで、廃止のための葛飾の連絡会が作られ、昨日、結成総会が開催されました。都内の地域連絡会結成は29番目とのこと。
 区内の様々な34の団体から118名の参加でした。

 会結成の確認など第一部の議事につづいて、第二部は、映画「日本の青空Ⅱ、いのちの山河」の大澤監督と、元足立区長で蒲原歯科診療所の吉田万三先生のトーク。司会は「会」事務局長に選任された和泉なおみさん。

 大澤監督は、高齢者と子どもの医療費無料化を先駆的に実施した沢内村の深沢村長と村民のとりくみを、なぜ映画にとりあげたのかなど、くわしくお話してくれました。
 吉田万三さんのお話は、足立区長時代のことや今の医療制度のことなど。
 「よく、老後のための蓄えはどれくらい必要かと、質問されることがあります。みなさん、どれくらいだと思いますか?正解は…」とのユーモアを交えたお話、さすがです。
 お二人の話に共通していたのは、社会を前進させ政治を動かすのは、やはり草の根の国民の力だということでした。

 さて、最近の週刊誌の見出し、なかなか強烈です。買って読むゆとりはないのですが、電車の中吊り広告や新聞の広告を見るとまるで麻生内閣の時のようです。
 国民の期待に応えるには、やはり日本の政治の二つの異常をただす改革に踏み出すことがどうしても必要です。

 沖縄でまたしても米兵による飲酒運転でのひき逃げ事件です。いつまでアメリカいいなりの政治を続けるのでしょうか。軍事同盟ではなく平和の共同体こそ世界の流れです。普天間基地の無条件撤去をアメリカと交渉することです。
 北朝鮮の核開発を許さないためにも、日本自身が核密約を廃棄し核抑止力論から抜け出すことも欠かせません。

 経済の健全な発展のためにも、大企業中心の政策を改めることがまったなしです。
 バブル崩壊後、ゼネコン奉仕の大開発や、乱脈経営の大銀行に税金を注ぎ込んだ。その財源は社会保障削減と消費税。そのうえ、規制緩和で雇用破壊。先進国で雇用者報酬がマイナスなのは日本だけです。
 リーマンショックというけれど、日本は金融危機そのものの被害は先進国のなかでは少なかった。当時の与謝野大臣も「日本がトップで危機脱出する」などと言っていました。ところが今では先進国のなかで最悪の経済マイナス成長。
 あまりに外需依存のゆがんだ経済政策の結果です。
 そもそも、経済の主役である内需、家計を冷やしこんできたのですから、今求められるのは家計を暖める政治への転換です。そうしてこそ健全な経済成長が実現できます。

 三ヶ月あまりと迫った参議院選挙が、絶好のチャンス!  
 日本共産党とご一緒に、政治を前に動かしましょう。
 そして、わたしの故郷秩父では、参院選にさきがけて政治を動かすチャンスがあります。
 
 4月11日告示、18日投票の秩父市議選です。
 日本共産党は、前回3人当選に加え補選で一人当選。定数が4人削減で26人定数。4名の当選なら市政だけでなく、参院選にも大きな力になるでしょう。
 私の実兄の新井康一も三期目に挑戦。日程の許す限り、応援に行きます。
 (なつかしい同級生たちにも会えるかも…。)

核密約

 昨日、とうとう政府が「討論記録」の存在を認めました。
 1960年1月19日(英文は6日になっている)に交わしたものです。

 歴代の自民党政権は、国会で白を切り、国民を欺き続けてきました。
 ニュース番組で、何人かの首相経験者のコメントが紹介されましたが、そこには反省のカケラもなく…。
 あきれるばかりです。かりにもヒロシマやナガサキの平和祈念式典には出席していただろうに。

 ところで、有識者委員会と外務省の報告書は、この討論記録の2項Cをもって「密約と見ることは難しい」と述べています。
 しかし、そこには「事前協議」は、合衆国軍隊とその装備の日本への…現行の手続きに影響を与えるものとは解されない。と書かれてます。
 「これまでと変らないよ」ってことの確認です。
 往生際が悪い。

 「核兵器のない世界を」の声は、大きく広がっています。
 唯一の被爆国日本の政府が、世界に核廃絶をよびかける資格が問われるのではないでしょうか。
 新政権には、被爆者の願い、国民の願いに応える態度がいよいよ問われます。

 夕方には雨が霙にかわる空模様でしたが、葛飾原水協定例の6・9行動があり、私も参加しマイクも握りました。

演説会を開催します

 今年5月、NPT再検討会議が開催され、東京から200名を超える代表団が、ニューヨークにでかけます。
 2月5日には、代表団の会議が開かれました。

 葛飾からはこのニューヨークでの行動に4名が参加し、中村しんご党区議団幹事長は集会のある5月2日のみ現地で合流する計画です。
 私も参加します。

 一昨日、葛飾地区党会議が開催されました。
 日本共産党は、全国の職場・地域・学園に約2万の支部が存在し、そこで国民の身近な要求の実現と政治革新のために活動しています。そして支部-地区-都道府県-中央という形の組織になっており、地区では一年に一度地区党会議を開催し方針を決め役員の選ぶのですが、葛飾のその会議が開かれたわけです。
 区内のさまざまな分野で活動する経験が、討論で交流されたのですが…。

 葛飾区が、区内新宿6丁目に進出する東京理科大の敷地に、8億円も区民の税金を使って1・5mの盛土を計画していること。国土交通省によれば、洪水になるとその地域では2mの浸水が予想されているとか。
 「なんで、理科大の敷地を?」「なんで、1・5m?」…。
 しかも議会で議論される前に(!)新聞ではあの鹿島建設が請け負うと報道されちゃったとか。党区議団は、8億円あればそれだけで75歳以上の医療費を10月から半年間、無料にできるとしています。

 世論調査では、鳩山内閣の支持率が30%台に落ち、不支持は50%に上りました。「小沢さんはゼネコン、鳩山さんはマザコン」。そのうえ、企業献金の金権体質は自民も民主も同コンです。
 
 …日本共産党は、演説会を開催します。
 東京都委員会主催で開催する、労働者を対象にした演説会は4月5日(月)午後7時から、渋谷のC Cレモンホール。お話は志位和夫委員長。そして小池あきら参院議員。

 葛飾でも開催します。4月7日(水)午後7時から、亀有駅南口のかめありリリオホール。お話は、小池あきらさん。
 和泉なおみさんと、私もお話する予定です。
 今から予定に入れておいていただいて、ぜひ、お出かけいただきたいと思います。

今年もひなまつりがやってきました。


 ご無沙汰しました。
 わたしはこの間、町田の市議会議員選挙の支援に力を尽くしておりました。
 町田の選挙は、230億円もかけて市庁舎の建て替えを機に大型開発路線をすすむのか、くらしを守る政治にかえるのかが大きく問われた選挙でした。すでに新庁舎建設は着手されており、当初は「今から止められるのか」という声もありましたが、市民の願いは切実ですから「なにも今庁舎を新築するよりも…」という共感が、どんどんひろがりました。
 他党派も、党首クラスが応援にはいる大激戦となりましたが、日本共産党は全員当選を得ることができました。同時に行われた市長選の結果をふくめ、大型開発への批判を無視することは許されないでしょう。

 そして、葛飾に帰ってみると、ナント…

 葛飾でも区役所新庁舎建設が急浮上です。
 今後10年の間に、立石駅周辺を再開発し、その高層ビルに区役所を入れるのだそうです。実は葛飾では15年ほど前にも、新築計画が強行されそうになったことがあります。その時は、区民の世論と議会での論戦、とりわけ、全国的にひろがった「公共工事に50兆円の一方、社会保障には20兆円しか使わない」という「逆立ち政治」への国民の怒りが、とうとうお隣の足立まで吉田万三革新区政誕生となってひろがるなかで、豪華庁舎計画は頓挫!葛飾の区財政を浪費から守ることができた経緯があります。

 時は移りました。
 今、日本の国民が新しい政治を模索する過渡期を迎えています。
 史上最悪という雇用状態、中小企業の倒産、自殺者の増大、小中高のすべてで暴力事件が過去最悪、そして、深刻さをます地球温暖化…。
 政治の役割も、また国民の各分野のたたかいも、まさに真価がとわれる歴史的な局面です。
 参議院選挙までもう3ヶ月です。国会も、そして葛飾区議会も予算審議の論戦のさなかです。

 なお、葛飾区議会では、区長選挙で独自候補をたてた民主党葛飾の幹事長が、代表質問で与党宣言しました。5年前の区長選でも独自候補をたててたたかいながら選挙が終わると与党になり、その後区長提案に文字どおり100%賛成してきました。その時は議場の外での与党宣言でしたが、今度は議場での「与党宣言」です。(しっかり議事録にも残るでしょう。)

 町田市の北部丘陵には、農家もあり貴重な自然があります。
 まるで故郷の秩父のようでもありました。
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在も原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年から共産党専従、同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年に民主青年同盟葛飾地区委員長、その後、同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年から葛飾地区委員長。
 09年から総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)、17年は43,138票(得票率19.59%)。
 葛飾区高砂6丁目で、妻、四女、猫1匹と暮らす。

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