内閣支持率急落

 今年も押し迫りました。

 23日には、被爆者団体の葛友会のみなさんと葛飾原水協で、3コースに分かれて恒例の区内の被爆者を訪問しました。
 新婦人のみなさんの手編みのマフラーなど、お見舞いを一人ひとりに手渡しながら、健康状況など暮らし振りをうかがいます。病をおして被爆の語り部として学校訪問で頑張っていらっしゃる方や、8人家族に囲まれてにぎやかなに幸せそうな方もいらっしゃいますが、そうでない方も…。
 今年、国民は暮らしを支える政治を求め、自公政権を退場させました。新しい政権には、被爆国としての核廃絶のイニシアチブの発揮も期待したはずです。

 今年をあらわす漢字は「新」でした。
 たしかに、2度も候補者活動をした「新井杉生」の「新」の年だったと、個人的には得心したしだいです。
 …冗談はともかく、民主党中心の政権が、「新」機軸を打ち出したように見えたのは発足直後だけでした。
 後期高齢者医療制度廃止は先延ばし、普天間基地の「県外・国外移設」での動揺など、時がたつにしたがって色あせていく一方です。総理と幹事長の金権・腐敗ぶりも、自民党政権に勝るとも劣りません。
 内閣支持率は、早くも過半数割れです。

 今は、国民が「新」しい政治とはどうあるべきか模索し探求する「新」しい時期です。
 「新」年が、国民の探求に前向きに応えうる年となるよう、今年の残す期間もわずかとなりましたが、がんばります。

COP15。その日、地域で地球温暖化問題の学習会

 「コペンハーゲン合意に留意する」決議を全体会合で採択したと、今朝の新聞が報道しています。
 とにかく温暖化対策の議論をするために世界の首脳が一箇所に集まった。それ自身肯定的を見るべきかもしれません。一年前まで世界一の温暖化ガス排出国の大統領が「そんなの関係ねぇー」という態度だったわけですから。

 しかし、同意に対する途上国からの声は深刻です。「産業革命前から2℃以内」におさえる目標にたいしても、ツバルの代表は「1.5℃でも致命的」と発言していました。アフリカの代表は「燃えてなくなれというのか」と述べました。温暖化の影響の現れ方は地域によって違いがあり、2℃以内というのはギリギリのライン。地域によっては深刻な事態が避けられません。
 こんなことでいいのか!
 ところがわが鳩山総理にも、「25%削減」はすべての主要排出国が新たな枠組みに参加することが前提で、「無条件実行」の潘基文国連事務総長の要請を断ったそうです。
 まわりの様子見です。

 昨日、東工大大学院環境理工学創造専攻で亀有在住の吉田教授を講師に、学習会が開催され、私も参加しました。
 一時間半の「講義」。とてもわかりやすくお話をしていただきました。
 
 日本共産党25回党大会決議案では、資本主義に地球の管理能力が問われる問題の一つとして提起をしています。
 
 国際交渉に対する、国民のきびしい目と、確実な実行をせまる大きな世論と運動が必要です
独立行政法人 国立環境研究所のホームページ

古川苞、墓前祭

 今年も12月15日がやってきました。
 戦前の不屈の日本共産党員である古川苞の命日です。

 理昌院で法要が営まれました。

 先日、小林多喜二と交流のあった田口タキさんが今年の6月に亡くなっていたことがわかったとの報道がありました。101歳だったそうです。タキさん、長生きしてよかったですね。多喜二からの最後の言葉は「元気で、幸福に!」との言葉だったと伝えられていますが、さぞや多喜二も喜んでいることでしょう。今頃、多喜二と尽きぬ話しをしているのでしょうか。(なんだか、映画「タイタニック」の最後の場面が浮かんできます)
 昨年の流行語大賞の一つが「蟹工船」だったところまで話しがすすむのには時間がかかるでしょうね。

 古川苞のお墓まいりをした後、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟葛飾支部を結成する集いが開かれました。
 ドイツでもイタリアでも自国の戦争に反対して犠牲になった人々にたいし名誉回復し、年金も支給しています。その背景には、侵略戦争を反省しただけでなく国連で決めた「戦争犯罪及び人道に反する罪に対する時効不適用に関する条約」(採択1968年、効力発生1970年)が批准されていることがあります。
 だからこそ、今日でも戦争犯罪は追及されつづけているわけです。
 ところが日本は…。
 批准どころか、あの戦争を美化する歴史教科書が作られる。そして、それを採用する教育委員会がわずかとはいえ、増えているしまつです。

 ここにも、世界水準からみた日本の異常さがあります。

普天間基地と、国民の新しい政治への模索

 沖縄県民の願いは総選挙でも鮮明でした。宜野湾市の普天間基地をなくすことと、辺野古への基地建設中止です。
 鳩山総理も、選挙中のテレビ討論で(私も録画しておいてもらって見ましたが)「基地は県外か海外へ移設する」と明言し「オバマ大統領に納得してもらうまで帰ってこないと約束しますか?」などと司会者がつめよる場面もありました。

 今日のNHKニュースでは志位委員長と鳩山総理の会談の模様が放映されました。志位委員長は「普天間基地の海兵隊は、日本の平和の抑止力にはなっておらず日本には不要だ。基地の移設先を日本側が考える必要はなく、アメリカに対し基地の無条件撤去を求めることが、いちばん現実的な問題の解決策だ」と述べたそうです。

 ところで日本共産党は来年の1月に党大会にむけ、大会議案に全党の英知を結集するための討議の真っ最中です。
 その議案では、総選挙後の情勢は「国民が(自民党政治に代わる)新しい政治を探求する新しい時期がはじまった」「国民が政治をさらに前にすすめる自覚と力量を高めていく必然性がある」と述べています。

 普天間基地の問題で、鳩山政権が「基地撤去」の勇気ある決断をすれば、日本国民は「政治は変わる」という自覚と確信をますます広げることになるでしょう。
 一方「辺野古への移設」となれば、国民は「アメリカ言いなり」という日本政治の異常から抜け出す必要があるという認識を発展させざるをえません。

 来年の参院選では、民主党は「政権交代」のスローガンではなく、普天間基地をはじめ雇用や社会保障などあらゆる問題で、一年間の政権の実績と政治の中身が問われることになります。また、自民・公明は「日米同盟の信頼関係を壊す」などの立場でしか物を言えませんが、こういう態度への総括と反省こそが求められます。
 そして、私たちも問われます。
 日本共産党が建設的野党として、日米軍事同盟の世界に例のない異常さや安保条約廃棄後の展望を豊かに語り広げることです。

 今、本当に頑張り時を迎えていると実感する次第です。
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在も原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年から共産党専従、同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年に民主青年同盟葛飾地区委員長、その後、同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年から葛飾地区委員長。
 09年から総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)、17年は43,138票(得票率19.59%)。
 葛飾区高砂6丁目で、妻、四女、猫1匹と暮らす。

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