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新しい政治の流れを、さらに前へ…。

 秋の草花といえばコスモス。


 たわわに実った甘柿。
 子どもの頃、学校から帰るとまず屋根に登って食べていました。


 無花果も食べ頃です。


 国の政治が新しい方向へ動き始めた今、身近な区政こそ、今までのやり方を変えること必要です。
 先日17日には、折笠明実区議予定候補の事務所びらきが催され、私もあいさつを述べました。

 「折笠さんは、一之台中のPTA会長だった時代に、都立水元高校廃校の計画にたいして、区内のすべてのPTAに廃止反対(なにせ葛飾は普通科の都立高校が他区より少ない)の運動に起ちあがるよう呼びかけ、請願を都議会に提出。廃校の動きにブレーキをかけました。
 また、亀有へのイトーヨーカドーショッピングセンターの進出計画があきらかになると、ただでさえ都内ワースト2位の大気汚染に2000台もの駐車場ができることに対して『環境を考える会』を作って、大気汚染の観測や集いの開催など、とにかく、葛飾で『市民運動』らしい動きがあるときには、必ず、その表舞台にたったり、裏方にまわって縁の下の力持ちの役割を果たしたりしてきた人。
 政治の流れを変えようとするとき、こういう人こそ区議会に必要。9期34年、党区議団を支えつづけた野島区議の後継者としてもっともふさわしい人です。
 なんとしても、押し上げてください。」

 そんなことをお話しました。

 葛飾では、ますますワクワクするたたかいが、続いています。

 

鳩山内閣が発足。その日…。

 畑いっぱいの百日草です。


 「自民党政治の崩壊過程の始まり」。

 志位和夫委員長が先日の党創立87周年記念講演会で、今回の選挙結果の意義をそう述べました。
 新内閣の発足後の状況は、そのとおりの様相です。

 「温暖化ガスの中期削減目標25%設定」
 「核密約の解明と廃棄」
 「八ツ場ダムの建設中止」etc.
 …自民党政治の悪政の言わば象徴的な問題の見直しの言明がつづきます。

 私たちの役割は、これら国民の利益にかなっているものには、なんとしても実現させる。
 そのために、日本共産党らしく、理論的・政策的にも、また、国民運動と共同した世論づくりという点でも、本気の力を尽くすこと。
 その点では、私たちにもいわば新しい探求と挑戦が迫られています。
 その自覚をもってがんばりたい。

 こうしたなかで、葛飾では一ヶ月余後にせまった区長・区議選勝利に向け、党と後援会の決起集会が開かれました。
 区議予定候補の六人が決意を表明。あらためて、一人ひとりの発言に胸を打たれ、手前みそながら「さすが日本共産党の区議候補!」との思いを強くしました。
 
 10月6日(水)には、この選挙にむけて、日本共産党演説会を亀有のリリオホールで開催します。
 笠井亮衆院議員もお話します。
 ぜひ、ご予定に入れておいてください。

 

熱戦、囲碁・将棋大会

 「第四十七回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会」(赤旗名人戦)の葛飾地区大会が開催され、熱戦が続いています。
 全国で250を超える会場、1万人余が参加する日本有数のアマチュア棋戦です。
 都大会をへて11月の全国大会で「赤旗名人」が生まれます。そしてプロの公式戦である「しんぶん赤旗」主催の「新人王戦」への出場資格を得ることができます。
 日本共産党ならではの活動の一つです。

 今日も、50名近い参加者で、就学前の子どもさんから年金生活の方までが、碁盤をはさんで熱心に対局しています。
 私は葛飾地区大会の実行委員長として、総選挙へのご支援へのお礼も含め、ごあいさつをさせていただきました。

 大会の運営に地域の愛好家の方がボランティアで協力していただいております。本当にありがとうございます。

…敗退。

 上高地は、なんとなく私の行く場所ではない感じで、あえて行ったことありませんでした。
 今回は、沢渡の市営駐車場で車中泊。
 朝は5時からタクシーの運転手さんが頑張っていました。バス片道1200円を4人相乗りで一人1000円。
 バスターミナルからは、梓川沿いに林道歩き。横尾から徐々に山道になり、槍見河原あたりから傾斜が増してきます。
 「なかなか見えてこないですねぇ」などと追い越す単独の人に声をかけたり。ガマンが続きます。

 ところが穂先が見えてからが、いよいよ急登。ガレ場や九十九折れを、一歩づつ青息吐息。
 到着した槍ヶ岳山荘の引き戸には、「お疲れ様でした」の文字です。

 槍ヶ岳山荘に荷物を置いて、空身で山頂へ。
 いつもの大渋滞はなく、危なげな人に声をかけながら山頂へ。
 好天ならではのパノラマビューです。
 まずは、ピラミダルな姿が美しい、常念岳。


 そして昨年の夏歩いた山々。 
 遠くに眺めた薬師岳。その手前が左端が雲の平。そのまた手前の左端の鞍部が三俣山荘。そこから右が傾斜をたどると鷲羽岳。右の高いのが水晶岳…。

 明日、歩く予定の大喰岳から中岳、南岳から北穂、涸沢。そして奥穂、前穂、ジャンダルム…。

 雲海に沈む美しい夕焼けが、明日の好天を約束してくれます。

 今夜のメニューは、永谷園の夕餉に切り餅5切れと高野豆腐3切れ。
 本当は野菜も入れたい。もっと大きなナベが必要です。
 明日も頑張るゾと思ったのですが…。

 …なんか、激しい頭痛。眠れない。
 「氷がはった」と昨日の南岳小屋のHPにあったけど、たしかに寒い。
 夏用のシュラフにシュラフカバーを重ねたうえ、私としては「高級」な山用のダウンジャケットも着ている。
 「寒くない」と自分で確認するんだけど、寒気を感じる。熱っぽい感じ。徐々につのって行く不安。
 高山病です。

 明くる朝自らに問います。「客観的条件は申し分なし。主体の側は?」と
 答えは「今日も明日もこの頭痛は続くよ。…おろかな選択はやめるべき」

 泣く泣く下山。まあ、人生とはこんなことの繰り返しです。
 いつの日か、また次の出会いを期待して、街にもどるのでした。

葛飾区議会、スーパー堤防…、

 今日から葛飾区議会の第三回定例会が始まり、中村しんご党区議団幹事長が一般質問を行いました。
 葛飾では、11月に区長・区議選が行われるため、今期最後の議会。
 しかも、4期つとめた青木勇区長が勇退するため、その16年間の総括ともなる議会です。
 この国政・都政いいなりの政治。議会では、自民・公明だけでなく、民主も文字どおりすべての予算に賛成した100%の与党として「新自由主義」路線を礼賛してきました。
 その中身については、おいおい、ふれていきます。

 江戸川区では、北小岩1丁目の都市計画の広告・縦覧が行われおります。
 区職員の説明では、「区画整理の地域を決める」とのことですが、一緒についているまちづくりの図はスーパー堤防の図面です。
 「反対している人はどうなるんですか」と聞くと、驚くことに「最後は強制的なことになります」と、とんでもないことを言います。
 「河川敷の不法占拠じゃあるまいし、強制代執行なんてことになったら、命にかかわることになる。民主主義の国でそんなことができるんですか?そんな事態になったら、他の江戸川流域でスーパー堤防は絶対にできなくなるでしょう。だったら何のための『堤防』なんですか。」というと反論なし。

 「まちづくりは、そこに住んでいる人たちが主人公。区が『スーパー堤防先にありき』という態度をやめて、時間がかかっても粘り強く合意をつくり、喜んでもらえるようにするのが区の職員の本当の仕事でしょう?」と言うと、「いや―反対の人がいたらできないですよ。それは民主主義の国なんですから」とポロリと本音をもらしていました。

 国政も地方政治も、ますます大事な時期を迎えています。
  

大きなご支援とご期待にこたえ、頑張ります。

 自民・公明の歴史的大敗。

 選挙戦最終盤には、「7月の完全失業率が過去最悪」と報道され、有効求人倍率も0.42倍でこれも過去最悪。ところが、大企業中心で人減らし自由の経済政策の失政について、自公からはなんの反省もありませんでした。
 「自公政治の終焉を!」私たちはなによりも、そのことを訴えてきました。

 今回の主権者・国民の判断。
 歴史のページがめくられたのだと思います。

 民主党政権のもとで、「国民の利益に沿う方向で、いいものには賛成。悪いものには反対。建設的野党で積極的に行動する。」
 この私たちの立場が、今後ますます重要になると思います。
 労働法制の改善、後期高齢者医療制度・障害者自立支援法の廃止などともに、アメリカとの核密約の公開と廃止…。
 本当にワクワクします。
 一方、高速道路の無料化や、配偶者控除の廃止など、国民のみなさんと率直に話し合いながら、反対の世論を広げるべき課題もたくさんあります。

 日本共産党自身の議席は、現有9議席確保。
 民主の風のなかで「善戦・健闘」です。
 しかし、東京でもう4万票余で谷川さんの議席がとれたのに、悔しい。

 私の17区は、比例で25,531票。前回より千余票の得票増でした。17区の党と後援会が総力を挙げてた活動に、候補者として貢献できたことが誇りです。
 一方、小選挙区は21,448票で、前回比で6千余票減。こちらはもうひとえに候補者である私の不徳のいたすところです。
 ご支援いただいたみなさんのこたえ、今後ともがんばります。

 初めて候補者として国政選挙をたたかった感想は「疲れたけど、楽しかったし面白かった」です。
 もちろん悔しい反省も多々ありますけど、なにより、かけがえのないたくさんの出会い。
 そして論戦の発展の面白さ。

 いよいよ歴史の大転換期の幕が切って落とされました。
 頑張り時です。
 
 その上なにより、葛飾では11月初旬の区長・区議選のたたかいが始まっていますから。

 
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在、原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年、共産党専従に。同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年、民主青年同盟葛飾地区委員長。同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年より葛飾地区委員長。
 09年に総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)以来21年総選挙まで連続5度挑戦。
 葛飾区高砂6丁目に、妻・猫2匹と暮らす。

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