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40万人が失業

 製造業への派遣・請負会社が加盟する業界団体の調査で、三月末までに40万人の労働者が職を失うとの試算を発表しました。
 事態はますます深刻。
 日本共産党は、①職を失った人が、当面、食と住を確保し、仕事をさがせるよう支援する。②企業が違法なリストラしないよう、政府が指導監督を強める。③派遣労働の原則自由化前の状態に法改正を進める。の、緊急対策をすすめるため、引き続き、各党にも呼びかけるとともに、世論と運動を広げるため全力をあげています。

 今日は、午前中は新小岩方面で宣伝。

 

 午後は、中江秀夫さんと宣伝。
 前を通る人に、会釈をしているところです。



 「俺は、七年前から共産党だ!もっと目立つように頑張ってくれ」と工事現場の監督。
 「減反はもうやめてほしい。農業を大切にする政治にかえてほしい」と71歳だという女性。
 両手で大きく輪を作って、「共産党、ガンバレ」という、高齢の男性。
 たくさんの方から激励をいただきました。

バンク・カフェ中川

 私の通勤路にある、『立ち飲みバンクカフェ・中川』(?)から見える夜景です。



 高砂鉄橋を京成電車が渡って行きます。



 この鉄橋のずっと遠くに、羽田空港に発着する飛行機や、毎晩9時前にはディズニーランドの花火が見えます。
 遊覧ヘリ(?)が都心方面の空を飛び、ジェット旅客機がはるか上を音もなく行き交う。
 東京の空はとてもにぎやかです。

 (と、のんきに言えるのは近くに基地がないから。三多摩の選挙支援の長期オルグに行くと、横田や厚木などを離発着する戦闘機などの殺人的な轟音に、驚き、怒ります。)

 ここは、麻生さんの通う高級ホテルのバーにまけない、静かできれいな夜景です。

葛飾区労連19回定期大会

 派遣切りだけでなく、正社員のリストラまで行われる中での定期大会。
 わたしも参加して、ごあいさつをさせていただきました。

 景気回復のカギは内需をあたためること。そのためには個人消費・家計所得を拡大することです。
 山家悠紀夫さんは、「個人消費は、内需の55%。輸出は16%。個人消費を3%増やせば、輸出が10%落ち込んでも大丈夫だ」と指摘しています。
 トヨタの連結内部留保は約14兆円。そのわずか0.6%で、連結企業主要113社の社員の給与(ボーナスを含む)を月一万円アップさせることができます。ワークシェアリングなどといって賃下げし、非正規は切って行くのではなく、景気回復のために、内部留保を活用して正規職員を増やし、賃金も引き上げることです。
 
 午後は、新婦人葛飾支部の新年会、夕方からは東京土建の小岩北分会の新年会であいさつ。どこでも、働く仲間の気さくで暖かい雰囲気にあふれており、それだけに政治をかえる期待の強さ・大きさをひしひしと感じました。

葛飾区労連のホームページ
09春闘 賃上げも雇用も可能(2009年1月25日「しんぶん赤旗」)

南水元で激励会

 しんぶん赤旗の配達・集金、後援会ニュースの配布、そして全戸へのビラ配布。
 南水元支部では、年に一度、これらの活動を担っているみなさんを労う集いを開いています。
 中江秀夫区議、和泉なおみ都議予定候補とともに、私も参加しました。

 日本の革新的な世論と運動に日本共産党が貢献しているとすれば、党を支えているこれらの活動こそ、もっとも献身的・革命的・英雄的な活動です。

 他の政党は、政権政党を含め財界から献金をもらい、国家から政党助成金という税金を投入され、いわわば国有団体化している。自らが支持する資本主義社会で、実は自らの維持すらできない状況です。
 一方で、資本主義制度の矛盾を解明し、将来的にはそれを乗越えることを展望している「共産党」という名前の党が、自らの主張を新聞として発行・普及し、「年商200億円」の事業活動で堂々と独立している。

 この一点だけでも、資本主義社会を真正面から批判する資格は、十分に「ある」と言えるのではないでしょうか。

オバマ新大統領が就任

 就任演説で「監視がなければ市場は抑制をうしなう」と述べました。
 140年前にマルクスは、「資本は社会によって規制されるのでなければ労働者の健康と寿命にたいし、なんらの顧慮も払わない」と、資本論で指摘しました。

 「国家が富裕層だけ優遇すれば、長期に繁栄することはできない」
 …オバマ大統領のこれからの実践に注目です。

今朝は、駅頭宣伝は雨で中止。午前中は、小雨の中です。



 午後からは天気も回復し暖かい日差し。
 中村しんご議員と一緒に宣伝しました。



20日に開催された江戸川土建の旗びらきに、参加させていただきました。


組合員さんは葛飾の約二倍。たくさんの方が参加されていました。

スーパー堤防で国土交通省河川局と

 笠井亮衆院議員と一緒に説明を受けました。江戸川区が住民の意思を無視して強引にスーパー堤防の建設を進めようとています。
 地質のボーリング調査の「お知らせ」を年末に配布し、仕事始めの5日に実施しようとしました。その現場には建設省に人は誰もいなくて、区の若い職員が一人だけ。
 一体どういうことなのか、説明を求めることになりました。

 スーパー堤防は国と自治体の共同事業です。あくまでも地域で機運が高まった場合に事業がはじまるのだそうです。
 小岩地域にはたくさん方がこの計画に反対の意思をしめしています。
 治水の方法はさまざまな議論があり、あのキャサリン台風の時でさえ浸水のなかった北小岩18班の地域を、わざわざ住民を立ち退かせ、莫大な税金をつぎ込んでスーパー堤防にすることがどうして必要なのか。

 江戸川区は事業計画も都市計画も決まっていないのに、買収に応じる人の土地を「先行買収」と称して虫食い状に買い取っています。なしくずしで進めるやり方です。反対の人の中には不安で眠れないと訴える人までいます。
 こんなやり方は、自ら道理のないことを自覚している証拠ではないでしょうか。

 「国土交通省の『機運がたかまっている』との判断は、何を根拠としているのか?」
 答えることはできませんでした。

愛鷹山

 1月某日、夜半の雨は山では雪。
 越前岳の先の鋸岳は、足場の悪いこの時期は遠慮です。
 天気がよければ目の前に富士山がドーンと見えるはずですが、あいにくの天気。でも、いいんです。静かな山中で、唯一人、物思いにふけりながら歩く…。
 なんていうことではなく、実際は、道迷いしていないか、今どのあたりなのか。危険はないか…。おとろえた五感のリハビリをする。そんな「楽しみ方」です。

 他に登る人もなく静かな山歩きでした。

 冬はとりわけ体温調節が大切です。
 半袖と長袖のTシャツの上に、フリースとゴアテックスのカッパを着て登り始めます。しばらく登ると、熱くなってきてカッパの下は半そでのTシャツ一枚に。汗をかいても、手と耳は冷やすことのないように注意します。
 山頂に到着すると、まず大急ぎで汗びっしょりになった半そでTシャツを脱ぎ、速攻で長袖に着替えフリースとダウンジャケットを着てその上にカッパを着込みます。これでホーッと一安心。
 瞬間的に着替えないと、なんせマイナス…℃ですから、寒く感じてからではもう間に合いません。ガチガチ震え続ける羽目になります。
 下りは着込んだままスタート。熱くなってきたら長袖Tシャツとカッパだけに。下山するとこれまた汗びっしょり。
 山での水分補給の最高記録は、おととしの夏、一日13時間行動した時の11㍑。汗をかかない体質の人がうらやましい。

 下山したら、近くに住んでいるという男性二人が話しかけてきて、しばらく山談義。花のきれいな6月頃、もう一度来てみたら、とのことでした。

葛飾民主商工会の青旗びらき

 青旗びらきの名物、白波五人女。
 悪政と対決してくらしを守る、業者婦人が色鮮やか衣装を身にまとい、
 「さて、しんがりにひけ~しは~…」
 と、大向こうに見得を切ります。

 このはでな衣装。
 時間をもどして、背中を見せると…
 

 実は、宣伝活動に活用する要求の書かれたのぼり。
 …決意がこもっています。

 民商は昨年、「危機突破集会」を開催するため、区内の多様な団体への呼びかけの先頭にたって奮闘し、超党派の集会を成功させるため大きな役割を発揮しました。
 今年も、団結と連帯の輪を広げ、たたかいを前進させる決意を固めあいました。

 今朝の駅頭宣伝は、京成高砂南口で三小田准一区議と。陽がささないので、つま先が凍りつきそうでした。やせ我慢せず、カイロを買おうと思います。

 葛飾民主商工会のホームページ

東京土建葛飾支部の旗びらき

 今朝も冷え込みましたが、藤沢久美子区議と京成小岩駅で、元気に朝の宣伝を行い、午後も一緒に行動。党に新しい仲間を迎えることができました!!

 昨夜は、東京土建一般労働組合葛飾支部の60周年記念の新春旗びらきが行われました。

 東京土建は、建設業であればだれでも加入できる産業別個人加盟の全都13万人の労働組合。葛飾支部も6000名の目標までもう少しと、星谷執行委員長がごあいさつされていました。
 仕事とくらしを守るだけでなく、住宅デーやどけん祭り、小学生への木工教室など、さまざまな活動で地域のコミュニティにもたいへんな貢献されています。

 葛飾区長(代理)をはじめ、各分野の方々、各党からも代表があいさつ。私もお話ししました。


東京土建一般労働組合葛飾支部のホームページ

「ゲバラ28歳の革命」

 今日は、渡辺好枝区議と街頭宣伝。
 道行く人の反応がとても強くなっています。
 「頑張って下さい」「がんばれよ」…。なかには「今度、増えなかったら、頑張らなかったら承知しないよ」という人も。

 そんな中(?)、先日の夜、早めに活動を終え、さっそく二部作の第一作目を鑑賞しました。
 内容について触れる無粋なまねはしませんが…。

 国連での、革命キューバ政府を代表してのゲバラの演説に、当時の中南米の国々の代表らがいっせいに反発して批判の演説をします。
 ベネズエラ、パナマ、ニカラグア…。

 …感慨ぶかいものがあります。
 半世紀を超える時間が経て、キューバを含む「中南米・カリブ海諸国機構」が来年二月に創設されます。アメリカ合衆国の国民自身さえ、「変革」を主張する大統領を選択しています。

 今年は、日本からも世界にむけて、希望のもてる大きなニュースを発信したいものです。

成人おめでとうございます

 今日は成人の日。

 民主青年同盟のみなさんや、成人式会場地元の青戸や立石の党支部・後援会のみなさんと一緒に、成人をむかえたみなさんに、お祝いのあいさつをしました。
 青砥駅で8時半から一時間ほどハンドマイク宣伝。渡辺キヨ子前区議と和泉なおみ都議予定候補、そして、民青同盟の青年もマイクを握りました。もちろん私も。
 その後、式会場のシンフォニーヒルズの前で、お祝いのチラシやDVDを新成人のみなさんに手渡しました。

 美しく着飾った若者たち、しかし、このなかの働く青年の二人に一人は非正規雇用であるのが、今日の日本の現実です。

 そして、かっての日本が国際連盟を脱退した年、小林多喜二を虐殺した年には、日本中の20才の人口に匹敵するほどの国民を拘束して、国民を黙らせて、やがてヒットラーやムッソリーニと同盟をつくって戦争への道につきすすみました。
 幾多の犠牲の上に勝ち取られた憲法によって、選挙権があります。
 
 いつの時代でも、どこの国でも、社会がおおきく変わるとき、その先頭にたってたたかう集団には、必ず若者達の姿があります。

 歴史がおおきな曲がり角を迎えている今、21世紀をともに航海する仲間として、熱い連帯をこめて、心からの祝福を送りたいと思います。
 新成人の青年から「ガンバッテ下さい」と声をかけられました。


教職員のみなさんと懇談

 日本共産党葛飾区議団が昨年末から、区民アンケートを配布していますが、早くも400通近くの返信があります。青年後援会のアンケートにも二桁を超えました。
 30代から40代の方からの返信も少なくありません。
 その多くが、子育て真っ最中の女性からの政治に対する切実な要望です。
 こどもたちにどういう未来を手渡すのか、今日の情勢ですから、いっそう大人の責任は重大です。

 そんななかで、先日、教職員のみなさんと懇談する機会がありました。

 東京都は全国で唯一、少人数学級に背をむけてつづけている異常事態です。
 これだけ、社会が複雑になっているときに、一人ひとりのこどもたちに行き届いた教育をめざして前進しなければならないのに、東京都だけ進歩の時間が止まってしまっています。
 しかし、全国でも東京でも、理性的な力もおおきく動いています。
 秋田県では、学力テストの結果を公表する県の方針に対して、学力テストから脱退する自治体がひろがっています。
 東京でも、都の圧力に抗して、足立区では、独自に小学校一年生の35人学級をはじめました。
 江東区では、学校選択性を廃止します。

 学力も、学校そのものも、「競争すれば良くなる」という、言わば市場原理主義の教育版の破綻が、誰の目にもあきらかになりつつあるのではないでしょうか。

 「小学生たちが、自分の小遣いと親の雇用情勢についてまじめ考えている。子どもの政治感覚が鋭くなっている」
 「転校してきた子が、学期の反省会で『友達ができるか心配したけど、みんな仲良くしてくれてとてもうれしかった』と発言したら、期せずして子どもたちから拍手が沸き起こった。教育に携わる仕事に誇りと自覚をもってがんばろう」
 など、とても元気のでた懇談になりました。
 

葉留日野山荘で年越しをしました

 子どもたちが小さい時とちがい、家族がそろって過ごすのは、年末年始だけになりました。
 きびしい情勢のなかですが、お休みをもらいました。

 一昨年末は、オーストラリアで暮らす次女夫婦も帰ってくるので、草津温泉の民宿「ひょうたん」に、もう春の頃から予約をいれておいて、長女夫婦もふくむ家族8人でにぎやかにすごしました。同宿している他のお客さんから「みなさんは、いったいどういうグループなんですか?」なんて声をかけられたりしました。「家族なんです」と答えると驚いていました。私たち夫婦が「親」には見えなかったのでしょうか。外国人もいて不思議な集団に見えたようです。

 昨年末は次女夫婦は帰って来なかったので、長女夫妻と一緒に家族6人での年越しでした。
 宿泊したのは群馬県・湯の小屋温泉の葉留日野山荘。いつも「しんぶん赤旗」の旅行欄にも広告が掲載されており、いつか訪ねたいと思っていました。

 年の瀬の東京の好天がウソのような雪模様。しかし30万円で購入した中古の愛車・ジムニーは、新品のスタッドレスを履き元気一杯。ガンガン走りまわる様子は、雪原ではしゃぎまわる子犬のようです。

 そして到着した雪のなかの湯の小屋温泉。

 葉留日野山荘は、静かな廃校の宿。スタッフのみなさんが、控えめながらとても親切。ひろい懇談室でストーブにあたりながら読書を楽しみました。

 なんといっても、お風呂が最高でした。

 …到着した他のお客さんに、「こんにちは、お世話になります」と声をかけられました。すっかりスタッフのような顔をしていたのでしょう。
廃校の宿/葉留日野山荘のホームページ

私の故郷

 埼玉県西部の東京・山梨・長野・群馬の四県との県境には、千から二千メートルの山々がそびえています。秩父盆地の中は、里山が幾すじも連なり、山間をぬうような荒川の支流が長瀞付近で一つにまとり関東平野をめざします。
 私は、盆地の北西部の旧・吉田町で農家の末っ子として生まれました。
 秩父は昔から桑の里。
 今から124年前、明治政府の圧制と負債に苦しむ農民達が、秩父困民党を結成し、私の曽祖父・新井寅五郎も参加して闘いました。下吉田の椋神社には3000人余が集結。やがて万の勢力にふくれあがり、秩父盆地の中は数日間にわたって解放されました。
 恐れおののいた明治政府は軍隊を出動。幹部は処刑されました。のちに、遺族や同志たちによって立派な墓が建てられましたが、戒名をつけることは許されませんでした。「田代栄助の墓」「加藤織平の墓」「高岸善吉の墓」と刻まれています。近代日本で、政府が軍隊を出したのは西南の役と秩父事件だけだといわれています。
 それから38年後に日本共産党が創立されました。
 党綱領は一行目に「わが国の進歩と変革の伝統を受け継ぎ…創立された」と書かれています。当時、党をつくった青年たちは、社会進歩の理論的な確信と、幾多の先人のたたかいをまっすぐ受け継ぐ決意があったからこそ、どんな弾圧にも屈することなく侵略戦争反対を貫くことができたのではないでしょうか。そして、この戦前の活動は日本共産党の原点して、私たちを限りなく勇気づけます。
 解散・総選挙が目前です。私もこのバトンをつないで頑張ります。

 2年前、私の兄(党町議)の合併した秩父市議選の応援のため、高校卒業後初めて、約1ヶ月間秩父に滞在する機会がありました。山々が芽吹きはじめる季節で、息を飲むような緑が萌える様子に、毎日、見惚れて過ごしました。 ※ 選挙は、無事当選しました

 (昨年、小岩地域の党後援会「四季の会」のニュースに寄稿した文章です。)
日本共産党埼玉北部地区委員会のホームページ

山兎さん、安らかに…

 昨日のしんぶん赤旗に、愛知県で党の地区委員長をされていた高田さんという方が、北アルプス・八方尾根で滑落・遭難し、遺体が発見されたと報道されていました。今日は訃報が掲載されています。
 「山兎」のハンドルネームで、「山の魅力を共有する喜びを目的に、ベテランも初心者も、そして山に登らない人も楽しみたい」と、ホームページもたちあげていました。残念でなりません。
 ご冥福をお祈りします。

 山記事を見ていたら、なんと昨年の夏、私と同じ日に、私とは反対の方向から、水晶岳に登っています。ひょっとしたら山頂で声を掛け合っていたのかも知れません。
 合掌…。

「二つの司令塔」が破綻

 昨日5日、日本共産党の「党旗びらき」が行われ、志位和夫委員長があいさつしました。

 戦後、日本はアメリカによる支配戦略の変更で、戦後の根深い対米従属の自民党政治がかたちづくられました。

 (中国革命によって、日本をアジアの反共のとりでにすることにしたアメリカは日本の民主化を制限。戦犯に問われていた戦前の政治家や官僚なども釈放し、政官界に復帰させました。象徴的なのが戦前の特高官僚の復帰ではないでしょうか。たとえば戦後始まった民主的な制度である教育委員の公選制を、1950年代に廃止させてしまった時の文部省の事務次官も戦前の特高官僚ですし、「蟹工船」の小林多喜二を虐殺した下手人さえ、戦後、東京・北区の教育委員長になりました。戦前の政治家が復帰して以来、日本の政治は異常な対米従属が続いています。)

 志位委員長はあいさつで、半世紀以上にわたって自民党をいいなりにさせてきた二つの司令塔(財界・大企業とアメリカ覇権主義)の破綻が明らかになり、それにかわる政治…「ルールある経済社会」と「日米安保をなくし、憲法を生かした平和日本」をつくることが求められていると、述べました。

 歴史のなかで小さな事実は歴史にうもれてしまうことがたくさんあります。
 戦前・戦後から今日に続く歴史の中で、どれほど多くの、戦争や貧困による声なき声、叫びや祈りがかき消されたでしょうか。

 しかし、大きなごまかしというのは、歴史は許さない。必ず矛盾が露呈し、誰の目にも明らかになって、克服されていく、乗り越えられていく。
 いよいよ、戦後の日本政治の矛盾が誰の目にもあきらになり、その矛盾を先見的に指摘してきた日本共産党の活動と主張に、国民が注目せざるを得ない時代になっているのではないでしょうか。

 注目をされる私たちも、また、心してかからねばなりません。
 今年を大きな転機の年にするエネルギーが湧いてくる「旗びらき」でした。

 2009年 党旗びらき 志位委員長のあいさつ(動画)
〃全文(しんぶん赤旗より)
小林多喜二を虐殺した特高

新春のつどいに400人

 毎年恒例の、葛飾区日本共産党後援会主催の新春のつどいが、昨日4日、群馬県の伊香保温泉で開催され、区内からバス10台に分乗したみなさんが、新年の交歓と選挙勝利の決意をかためあいました。

 ホテル天坊の大広間に400人がつどい、今年選挙をたたかう区議団と和泉なおみ都議予定候補、そして私も決意表明。今年のつどいは実行委員会のはじめての試みとして、ホテル内の広間を借りて、うたごえや映画上映、囲碁将棋、百人一首などさまざまなコーナーが設けられました。私も和泉さんと一緒に、うたごえや、百人一首に参加しました。


 天候にも恵まれたオプショナルの温泉街めぐりには、バス二台100人もの参加で大盛況。地元から4人のボランティアにおいでいただき、要所を丁寧に説明してもらったのが、たいへん好評だったそうです。


 参加されたみなさん、ありがとうございました。
 準備や当日の運営にあたられた実行委員会のみなさん、本当にお疲れ様でした。

 会場内を巡っていて、温泉に入ったのが午後の清掃の時間まぎわになってしまいました。カラスの行水状態。アー残念。とてもすてきなお風呂だったので、ぜひいつか、ゆっくりと訪れてみたいものです。

 

あけましておめでとうございます

 いよいよ、総選挙の年です。
 国民の命とくらしを守る政治をつくるため、力を尽くします。
 本日から今年の活動をスタートさせました。宣伝カーで区内をまわり、年頭のごあいさつをさせていただきました。

 写真は、堀切菖蒲園駅で地域の後援会のみなさんと宣伝した後の記念写真です。
 タスキをしている和泉なおみ都議予定候補、その左が私です。

 昨年は、4月に始まった後期高齢者医療制度に高齢者が怒り、原油の異常な高騰による資材の値上がりで中小企業のみなさんが政治の無策に怒り、低賃金・非正規雇用で苦しめられていた青年たちが、年の瀬には大量に雇い止め・派遣切りにあい、とうとう怒りの声が広がり始めました。
 日比谷公園には「年越し派遣村」が組織され、文字どおり社会的な連帯で悪政への反撃の象徴のようです。

 世界も激動です。軍事的にはアメリカ一国主義はイラク戦争ですでに破綻、そのうえアメリカ型のカジノ資本主義の信頼も終焉。経済と金融も世界中の国々が平等な立場で話し合って舵取りをする時代を迎えようとしています。

 こうした新しい時代に対応するには、財界や他国の覇権主義から自由な立場であってこそ、自分の頭で考え切り拓く力を持つことが可能です。この政治勢力が、多数の力をもつことが切実にもとめられています。
 6月には都議選、11月には葛飾区長・区議選。そして、9月までには必ず解散・総選挙です。
 今年、その展望をなんとしても築き上げたいと思います。
 本年も、よろしくお願いします。


プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在、原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年、共産党専従に。同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年、民主青年同盟葛飾地区委員長。同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年より葛飾地区委員長。
 09年に総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)以来21年総選挙まで連続5度挑戦。
 葛飾区高砂6丁目に、妻・猫2匹と暮らす。

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