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「区役所の移転が決定しました」と広報かつしかを全戸配布しましたが…。

 昨年末の区議会本会議で区役所の位置条例が自民・公明・区民連など3分の2以上の賛成で可決しました。
 しかし、条例が通っても、この計画の問題は何も解決していません。



 そもそもこの計画に区民の合意はありません。
 議会で決めたと言っても、その議員のみなさんで一昨年の区議選で庁舎移転を選挙公報で主張し区民に公約した議員は一人もいません。反対の方は堂々と書いていましたが。
 「勝手に決めるな」です。

 なにより、同時に行われた区長選挙で現区長の青木氏自身が、選挙公報にこの計画について一言も触れませんでした。
 得た票は10万。 
 一方、明確に反対をかかげた梅田信利氏の得票は、6万票にたっしました。
 区民の合意がないのは明らかです。
 
 もともとこの計画は破綻した再開発を税金投入で救済するものです。
 12月の区議会全員協議会で区側の答弁でも証明されました。
 左側の高層マンション棟は、工事費330億円に対し、保留床の処分金は270億円。60億円の赤字です。
 一方、区庁舎が入る右側の棟は、工事費250億円に対し、保留床の処分金300億円。50億円の黒字。

 くらしが大変なときに、一民間事業にこんな税金の超大盤振る舞い、ありえないでしょう!

 その上、話し合いに応じていない地権者や反対を表明している地権者も両手に余ります。
 区は行政代執行という言葉も使いました。
 地方自治の砦ともいうべき庁舎のために、そんな強権を許すわけにはいきません。

 たたかいは続きます。

青木葛飾区長、「閣議決定」ねらう

 私立保育への補助金誤支給問題から、一転、都の市区で初の学校給食の無償化と、なにかと世間を騒がせてる青木かつのり葛飾区長。
 今度は、庁舎移転の条例を今年12月の区議会で決めると言い出しました。

 まるで、岸田首相が閣議決定で安倍氏の国葬を国民に押し付けようとしているのを真似るかのように、まだ、再開発は姿かたちも見えないのに、「議会で決めたのだから」と、ゴリ押しするつもりです。
 
 700億円の税金(物価高騰でどこまで膨らむのか…)をつぎ込みで、民間事業である立石再開発を助け、その上、議会を住民追い出しのダシに使おうとする…。
 とうてい認めるわけには行きません。


 (夜明け前に、本奥戸橋から)

 現在の区役所は壊して、駅前の13階のビルの床を高値で買って移転するこの計画。

 現地の意見は割れていて、再開発組合発足に必要な地権者の人数も土地も3分の2に足りていないのに、公平であるべき区が、こともあろうに区有地を差し出して、下駄をはかせました。
 地権者でない借家の業者(「千ベロ…千円でベロベロに酔える、と呼ばれる、ディープな街を形成しているみなさん)の行き先は、ほとんど決まっていません。
 地権者の権利変換もまだです。
 再開発は姿かたちもないのです。区の計画では、竣工は6年後とのことですが、それまでには区長選挙もあります。
 (現在、駅周辺で行われている工事は、地べたを走っている線路を高架にするためのものです)
 庁舎の移転には、庁舎の「位置条例」を議会の3分の2以上で可決しなければなりません。
 
 賢明な議会各会派のみなさんは、区長の「閣議決定」バリのこんな手法に、まさか手を貸すことはないとは思いますが…。
 
 世論と運動をひろげます。
 

問題だらけの区役所移転計画

 新しいビラができました。

 これから区内の全世帯にお届けします。





 「広報かつしか」1月25日付けも葛飾区のホームページでご覧いただけます。あっ、それと、青木区長の公報も見ることができますョ。

 葛飾区議会は2月16日に第一回定例会が開会します。
 問題山積の葛飾区政、ぜひ、ご注目下さい!

選挙後、初の葛飾区議会の論戦がはじまりました。

 葛飾区議会第四回定例会が始まっています(18日まで)。

 本会議の一般質問で6日には中村しんご区議が①区長・区議選の結果について、②国保、後期高齢者医療制度の保険料について、③理科大への土地の売却などについて質問し、7日は木村ひでこ区議が①高齢者のくらしについて、②公共交通網の充実について質問しました。

 傍聴しての感想が寄せられていますので紹介します。

 「中村しんご区議は、マスコミが今度の区長選について庁舎建替え問題が争点と報道していたのに、青木区長が区民に問わなかったことや、これまでの区長選でも選挙の際は区民に問うことなく選挙が終わると移転計画を促進してきたことを告発し『今回も説明責任をはたしていない』ときびしく追及していました。
 これに対し、青木区長が「ていねいに説明してきた」などと述べたのにはあきれました。
 区長選で移転反対を主張した木原さんの得票が3分の1にのぼったのに『移転計画を見直すつもりはございません』と強弁する姿勢も許されない態度だと思います。」

 「木村ひでこ区議は初質問なのに堂々としていました。今年3月まで働いていた介護現場の深刻な実態を紹介しながら施策の改善をもとめたのに、区側のあまりに冷たい答弁に驚きました。」
 「公共交通の改善でもリアルな実態をしめして質問し、区側も『既存路線バスの減便や、高齢者の移動手段の確保など新たな対応が求められる』、『バス路線の社会実験でも新たな知見が得られたので活用が求められる』などの答弁させていたのには感心しました」

 区議会での質疑の様子は、区議会のホームページで録画を見ることができます。ぜひ、ご覧下さい。

保健センターを守る葛飾連絡会ができました

 準備を重ねてきた会がいよいよスタートです。

 結成にいたる経過を報告する、小菅地域の会の八町さん。
結成総会_convert_20140712114926
 一昨年9月の廃止計画の発表いらい、地域で宣伝し署名をよびかけてきました。
 昨年は1700筆。「重く受け止める」と区側が応え、沙汰やみになったかともいきや。
 今年の3月の議会では六ヶ所のセンター「全廃」発言まで飛び出す始末。
 小菅保健センター周辺だけですでに反対署名は2000筆を超えているそうです。
 全区にひろげるための会の結成です。

 この日、昼には、区との交渉もあり乳児をつれた二組の親子も参加し、切々と訴えたそうです。
 「乳児健診でどんなことをやっているかご存知なのですか?」との質問に担当課長が書類を見ようとすると「メモをみないとこたえられないんですか?!」。課長もタジタジになる場面もあったとのこと。
  「サービスは低下させない」と繰り返すのですが、具体的な話になるとあいまいで、「あなたたちもそう思ってないでんしょ」との発言まであったそうです。

 結成総会では申し合わせ事項が確認され、世話人や事務局が選出されました。

保健センター学習会

写真
 日本共産党葛飾区議団主催の、保健センターの役割についての学習会が開催されました。

 嫁いできたお嫁さんが、保健センターでの母親学級や健診を通じて、ママ友ができ今でも交友が続いている発言や、職員が事務職も専門職も一緒になって対応していることや、保健師同士が会話を通じて対応を交流し経験を蓄積している様子など、社会保障が文字どおり人と人との結びつきであり、マンパワーであることが生き生きと報告され、交流されました。

 浅はかな経済効率優先の保健センターの廃止などは絶対に許されないこと。まして、区役所建て替えのもとでをつくるためのリストラなど、断じて認めるわけにはいかないと、決意がひろがる学習会となりました。
 

保健センター守れ

 「私は三カ月の子を持つ22歳の主婦です。
 小菅保健センターで健診だけでなく
二か月・三か月の会や若ママが集まる会に
参加させてもらってます。
 私の近所には私と同年代のママがいなく、子どもと同い年の子も
いないので交流の場が近くにあって大変助かっています。
 小菅保健センターがなくなってしまったら
交流の場がなくなってしまうので
存続してほしいです。お願いします。」

「今、3歳の子どもを持つ母親です。
 私はこの子が一人目の子どもで、子育てに不安や心配がありました。でも、小菅保健センターの皆さんにはいろいろと相談にのって頂いて、すごく助かりました。
 子どもが生まれたばかりの頃、母乳のことで悩んでいた私に、訪問した保健師の方が親切に話してくれて、一人で悩んでいた私は、他人に相談して話をきいてもらうことがすごく大切なことで、自分自身にも自信がつくことなんだなと、その時も今も思っています。
 これから二人目も考えています。小菅保健センターが廃止されたら、わたしたち母親は誰に相談して子どもを育てていけばいいのでしょうか。
 お願いします。子どもや母親の居場所を取らないで下さい。」

 葛飾区はおろかにも、住民の保健・衛生の砦である区内6か所の保健センターのうち、2か所を来年廃止する計画を打ち出しました。

 地域の共産党支部がさっそく、署名付きのお知らせビラを配布したところ、子育て真っ最中の母親たちから切実な声が寄せられています。

 少子化が深刻な時代に、保育園も足りず、今度は保健センターを廃止するとは、日本民族の絶滅でも考えているのかと、怒りでいっぱいです。

 この問題をお知らせするアンケート付の「葛飾区議団だより」ビラを全戸に配布し、区民のみなさんの声を集め、なんとしてもこの無責任な計画をやめさせるつもりです。


 20日行われた秩父市議選で、私の兄は前回より投票率が下がるなかでも得票を伸ばす健闘でしたが、残念ながら議席を守ることができませんでした。ご支援をいただいたみなさんに、私も身内として者として心からお詫びを申し上げます。

 しかし、平和とくらしを守るたたかいは、これからが正念場です。
 私も自分の持ち場で力を尽くしたいと思います。
 

葛飾区長選で健闘、区議5名全員当選!

 10日投票で行われた葛飾区長・区議選が翌日開票され、日本共産党は全員当選で現有5議席を確保し、区議会第三党となりました。住みよい葛飾をつくるみんなの会の野口弘次さんは、およばなかったものの、36,699票を獲得し得票率25.35%と健闘しました。

 みんなの会の声明を紹介します。

葛飾区長選挙の結果について
         2013年11月11日
         住みよい葛飾をつくるみんなの会

 11月10日に行われた葛飾区長選挙で、住みよい葛飾をつくるみんなの会(以下「みんなの会」)の野口弘次候補は、36,699票(得票率25.35%)を獲得し、およばなかったのものの、健闘しました。
 野口弘次候補にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、ご支援をいただいたみなさんに心からお礼を申し上げるとともに、「みんなの会」構成員のみなさんの奮闘に、深く敬意を表明いたします。

 今回の葛飾区長選挙は、安倍自公政権の暴走に対して、参議院選挙後の最初の首都での大型選挙として、区民が審判を下す選挙となりました。同時に、自民・公明・民主の相乗り区政が、社会保障を削減する一方で、400億円もかけて区役所を建て替える計画に審判を下す選挙として、現職との一騎打ちということもあり、マスコミにも注目されました。
  野口弘次候補は、安倍政権の暴走ストップと、区役所建て替えから区民のくらしを応援する区政への転換を掲げてたたかいました。しかし現職の青木陣営は、区役所建て替えについては最後まで口をつぐんだまま、特養ホームや認可保育園の増設についても都合のよい数字を並べるだけで、区民の切実な願いには背を向ける態度に終始しました。

 今回の選挙を通じて、社会保障の充実か、それとも区役所建て替えに象徴される大型開発推進かが、あらためて区政の焦点であることを多くの区民に知らせることができました。

 今回の選挙では、従来の「革新区政をつくるみんなの会」を発展させ、より多くの区民と力を合わせる立場から「住みよい葛飾をつくるみんなの会」として選挙をたたかいました。その中で、立場の違いをこえて、これまでにない共同が広がったことも新たな特徴です。従来の支持を大きく上回る結果につながりました。

住みよい葛飾をつくるみんなの会は、引き続きくらし応援の政治への転換をめざし、お寄せいただいた期待に応え、全力を尽くす決意です。

明日、告示です。

 葛飾区長・区議会議員選挙が明日11月3日告示日を迎えます。

 野口弘次区長候補の第一声は、正午に立石仲見世・奥戸街道口です。

 5人の区議会議員候補は、笠井亮衆議院議員を迎え
  3時30分 JR新小岩駅北口 天野ゆうや候補
  4時10分 四ツ木診療所前  中村しんご候補
  4時50分 京成青砥駅    もう一回天野ゆうや候補
  5時30分 京成高砂駅南口  三小田准一候補
  6時15分 JR金町駅北口  中江秀夫候補
  7時00分 JR亀有駅南口  おりかさ明実候補
 です。

 区役所建て替えより暮らし優先の区政への転換を野口弘次区長の誕生で実現し、5人の日本共産党候補の勝利で、安倍内閣の暴走に痛打を与える結果を勝ち取りたちともいます。
 ご支援をよろしくお願いします。

野口弘次さんの事務所びらき

 100人を上回る人の参加での事務所びらき。
 会場に入りきれない人が歩道にあふれました。
野口事務所びらき
 安倍内閣と青木区政の、ダブル暴走にストップをかける絶好のチャンス。

 力強く暖かい激励の言葉と決意の表明がありました。

 日本共産党からは、葛飾区議団幹事長の中村しんごさんが、連帯と決意を表明しました。
プロフィール

新井杉生

Author:新井杉生
 1959年2月、埼玉県吉田町(現・秩父市)の農家に生れる。子どもの頃から山や川が遊び場で、今もテントを背負って山々を巡るのが夏の楽しみ。
 77年原水爆禁止世界大会に初参加以来、反核・平和運動にかかわり、現在、原水爆禁止葛飾協議会常任理事。
 81年、共産党専従に。同年結婚。保育士の妻との間に4女に恵まれる。84年、民主青年同盟葛飾地区委員長。同・東京都常任委員の後、足立や葛飾の党地区委員会勤務を経て、13年より葛飾地区委員長。
 09年に総選挙(東京17区)に出馬(同年は葛飾区長選挙も挑戦)以来21年総選挙まで連続5度挑戦。
 葛飾区高砂6丁目に、妻・猫2匹と暮らす。

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